
「ブログが書けない」を克服する3つのステップ
ブログで一番大切なのはとにかくコンテンツを作る事。つまり書く事です。
そして、おそらくブログで一番大変なのも書く事。
私も当初は文章を書くのが大の苦手でしたが、こんな工程を通じて何とか「書きグセ」を身につけることができました。
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書きグセをつけるための3ステップ
私はこんな順番で、徐々に文章を書くことに慣れていきました。
STEP1:三行日記をつける
STEP2:読み手にどんな感想を持ってもらいたいか意識する
STEP3:誰にでもわかるような構成に整える
ポイントは、文章の質や文字量は気にしないこと。とにかく書く習慣を付けることだけを目標にすることです。
STEP1:三行日記をつける
これは日々の出来事をメモるだけです。
「三行日記」と書きましたが1行でも5行でもOK。
取り組むのは毎日でも平日だけでも、一日おきでも大丈夫。自分にとって無理のないペースで続けます。
デザインのお仕事がきっかけで生まれたSTEP1
UI/UXデザイナーとして参加していたプロジェクトで、一日の終わりに箇条書き程度で簡単に業務報告をするというルールがあったんです。これがSTEP1の始まり。
始めはめんどくさい…と思っていたのですが、これが書きグセをつけるよいトレーニングになりました。
内容や質が問われなかったのもありがたかったです。
STEP2:読み手にどんな感想を持ってもらいたいか意識する
STEP1の習慣が定着したら、今度は読み手の感情を動かせるような構成を心がけます。
事実だけを書けばOKだったSTEP1に対して、ここでは何かしらのオチを持たせようというコトです。
・相手を笑わせる
・相手に情報を提供する
・相手に提案する
などなど。
相手を楽しませたくて始めたSTEP2
業務報告に慣れてきた頃、折角だから相手が私の報告を毎回楽しみにしてくれたらいいなあ、なんて考える余裕ができたんですよね。
上記のような説明だと高等な文章に感じてしまいますが、私がやってたのはこの程度。
相手を笑わせる → プロジェクト内で起こった楽しいエピソードや自分の失敗談
相手に情報を提供する → プロジェクトに関係ありそうなニュースやデータのシェア
相手に提案する → 「こういう機能があったら面白いかも」ぐらいのちょっとしたアイデア
私の場合は読み手が存在する環境でしたが、誰にも読ませなくてもOKだと思います。
いいねやRTを気にしないと言う条件で、Twitterを利用してもいいですよね。
STEP3:誰にでもわかるような構成に整える
STEP3では、誰にでも伝わるような文章に補強します。
ブログはいろんなユーザーさんにアクセスしてもらえるメディアですから、初めてサイトに来てくれた方にも事情や背景がわかるような構成にしておく必要があります。
STEP3はそのための予行練習です。
例えばSTEP2の内容に対して、以下のような情報を付け加えてあげるといった具合です。
・各種状況や背景
・用語の解説
・そこに至るまでの経緯
・どうしてそう思ったのか
STEP3は知人に話をするようなイメージで
私の例では、読み手が内部関係者かつ同業者なので、上記のような解説がほぼ抜け落ちています。
そこで、これを第三者向けに語り直します。
例えば「仕事中にちょっとした気づきがあった」という内容だったとして、
・自分がUI/UXデザイナーであること
・UI/UXデザイナーとはどんな仕事か
・どんなプロジェクトに参加しているのか
・どんな経緯でその気づきがあったのか
・どうしてそう思ったのか
などを補えば、誰が読んでもわかりやすいストーリーになります。
そしてSTEP2をこなせていれば、独りよがりでない文章がちゃんと出来上がっているはずです。
さらにここまで来ると、自ずとそこそこの文字量になってるはずなんですよね。
ブログやサイト運営で先々意識したい事に、Googleによるサイト評価があります。
文字数は評価の基準には入っていませんが、Googleが高く評価する記事は全方位にわかりやすい内容であるはずなのでそれなりの文字量になるはずである、というのは正しい仮説だと思います。
まとめ
- STEP1:三行日記をつける
- STEP2:読み手にどんな感想を持ってもらいたいか意識する
- STEP3:誰にでもわかるような構成に整える
私が文章を書けなかったのは、上手く書こうとしたから。
誰かの評価を意識していたから書けなくなっていたんです。
一方で、何事も数をこなせばある程度は上達するというもの。
なので最初はクオリティなど気にせず、とにかく量産していくのが最適、というのが私の結論です。