【コピペでカンタン】CSSだけで作れるボーダー&ストライプ柄
ボーダーやストライプ柄をCSSだけで作る事ができます。
画像を使った実装に比べて、ボーダー幅や色調整がカンタンにできるメリットもあります。
サンプルもいくつか用意していますので、コピペでどうぞ。
この記事で分かること
- CSSだけでボーダーを作る方法
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
ボーダー柄の作り方
コピペでサクッと済ませたい方はこちらのCSSをどうぞ
各パラメータをいじると、色やボーダー幅がカスタマイズできます。
以下、ロジックを説明します。
ボーダーのしくみをじっくり解説
現状、ボーダーを実装するスタイルシートは存在しないので、繰り返しの線形グラデーション(repeating-linear-gradientプロパティ)を工夫してボーダーに見せています。
ということでここからは、まず基本のグラデーションから始めて、少しずつボーダーに整えていきながら内容を確認していきます。
基本のグラデーション
グラデーションの実装にはbackground-imageプロパティを使います。「background-color」じゃないんですね。
例えばグレー(#DDD)から白(#FFF)へ変わるグラデーションは、このように実装することができます。
repeating-linear-gradient(色1, 色2)のように、半角カンマ区切りで色を繋げていきます。3色以上のグラデーションも可能です。
グラデーション位置の変更
色指定の後にサイズに関する数値を追加することによって、グラデーションの切り替わり位置を指定することができます。
例えば50%に設定ると、要素の真ん中で色1から色2に突然切り替わるので、ボーダーのように見えます。
グラデーションサイズの変更
切り替わり位置をpx等で指定することによって、厳密なボーダーサイズを決めることができます。
ここでは以下のようなボーダーを設定しています。
・0〜10px:グレー(#DDD)
・10〜20px:白(#FFF)
21px以降は、0〜20pxのグラデーションが繰り返されます。
div{
background-image:repeating-linear-gradient(#DDD, #DDD 10px, #FFF 10px, #FFF 20px);
}
これでボーダー柄の完成です。
応用編:不規則ボーダー
切り替え位置を調整すれば、太さの異なるボーダーも作れます。
div{
background-image:repeating-linear-gradient(#DDD, #DDD 5px, #FFF 5px, #FFF 15px);
}
応用編:多色ボーダー
色数を増やして切り替え位置を調整すれば、2色以上のボーダーも作れます。
以下は3色の例です。
div{
background-image:repeating-linear-gradient(#DDD, #DDD 5px, #FFF 5px, #FFF 10px, #999 10px, #999 15px);
}
ストライプ柄の作り方
グラデーションの色指定(repeating-linear-gradientプロパティの丸括弧の中身)の頭に角度を挿入すると、グラデーションを回転させることができます。
回転角度の単位はdeg(degree=度)です。
90度回転させれば、ストライプ柄になります。
斜めボーダー・ストライプ柄の作り方
角度を変えれば、斜めの縞模様も作れます。
まとめ
これで、パターン柄用にシームレスな背景用画像を用意する手間から解放されますね。
CSSだけで作れるドット(水玉)柄編やチェック(格子)柄編やと合わせて、是非ご活用ください。