【特化ブログと雑記ブログ】ラクして結果を出せるのはどっち?
ブログに関して真剣に調べ始めるといずれ辿り着くコトバ「特化ブログ」と「雑記ブログ」。
そもそも両者の違いは?
苦労せずに、早く結果が出せるのはどちら?
結果を出したいなら特化ブログ、ネタに困らず書きやすいのは雑記ブログと言われていますが、もし両者のいいトコ取りができたらステキですよね。
この記事で分かること
- 特化ブログの特徴とメリット
- 雑記ブログの特徴とメリット
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
特化ブログ
はじめに両者の比較を行ってみます。
まずは特化ブログから。
特化ブログとは
特定のテーマに絞って記事を展開しているブログを特化ブログと言います。
特化ブログのメリット
特化ブログはSEOに強い傾向があります。
SEOにおける良質なコンテンツとは、ページ単体のクオリティも大事ですが、そのページを束ねているWebサイトの性格も重要視されます。
特定のテーマを極めている特化ブログ型のサイトは、Googleが評価基準にしているE-A-T(網羅性・専門性・権威性)において自ずと優位になるので、検索で上位表示される可能性が高くなります。
特化ブログのデメリット
特化ブログには、競合が必ず存在します。
そこには個人によるサイトはもちろん、各種企業や団体等で運営されているサイトも含まれます。
組織による大規模サイトは先程のE-A-T(網羅性・専門性・権威性)だけでなく、沢山の記事が次々に追加されていく(複数のライターさんを抱えている場合が多いため)という点でも強みがあります。
だけどネットの世界では個人も組織も同じ土俵の上。
その中で結果を出すには、少し工夫が必要です(後述します)
雑記ブログ
続いて雑記ブログのお話です。
雑記ブログとは
要は特化ブログの逆ですね。
一つのジャンルに特定せず、いろんなテーマに関して書かれたブログは雑記ブログと呼ばれます。
雑記ブログのメリット
雑記ブログはテーマの縛りがないので、ネタ切れが起こりにくいです。
自分の好きな事や、その日に起こった出来事をそのまま記事にできます。
自分自身に何も起こらなければ他人事、時事ニュースでもいいワケなので、生活の中で日々アンテナを張っていれば「書く事が何もない」ということはないはずです。(「書きたい事が何もない」はあるかもしれませんが)
また、雑記ブログでは、わかりやすい競争相手が存在しないというのもメリットです。
雑記ブログのデメリット
特化ブログと比べると、雑記ブログはSEOに弱い傾向があります。
迷っているヒマがあったら何か書こう
上手くなくてもゼロよりはマシ
「自分に向いているのはどちらのスタイルだろう」
「続きそうなのは雑記ブログの方だけど…」
「何に特化ブログのテーマは何にすれば…」
そろそろこんなおしゃべりが頭の中で始まっているのではないでしょうか。
スタイルやテーマについて悩んでる時間があったら、手を動かしてみましょう。
とりあえず5記事くらい文章を書いてみる。
この時点ではブログではなくて、Wordなどでもいいと思います。
そうして実際に行動する事で、自分なりの体験と発見があり、結果最適な道筋が見えてきます。
これはWebデザインのキャリアを通して私が学んだ事です。
頭で考えすぎてしまって、いつまでたっても何も生み出せないのでは意味がない。
どんなものであれ、作品は当然「良質な状態」である方がいいです。
けれど「作品ゼロの状態」よりは「そこそこの作品がある状態」の方がマシでしょう。
方向転換、V字回復はいつでも可能
そして、デジタルコンテンツのいいところはいつでも修正ができる事。
まずはある程度書いてみて、自分のスタイルやリズムを模索しながら、都度内容や方向性をチューニングしていけばいいんです。
特化ブログと雑記ブログのいいとこ取りがしたい
ここまでで、
SEO的に結果が出やすそうなのは、特化ブログ。
書きやすそうなのは、雑記ブログ。
という事がわかりました。これに対して、
「雑記ブログ的にラクして書きたいけど、特化ブログ的に結果も出したい」
という都合のいいココロのおしゃべりが始まっているかもしれません。
そんなアナタに、雑記ブログと特化ブログを上手に混ぜ合わせる方法をご提案します。
雑記ブログの利点を生かして特化ブログを作る
大きなテーマで都合よく括る
例えばこんな記事を3本書いたとします。
・窓辺で育てた植物の紹介
・重曹とクエン酸を使ったナチュラルクリーニング
・カンタン作り置きレシピ
俯瞰すると雑記ブログっぽいんですが、ここに「贅沢しなくても楽しめる生活」とか「独身の気ままなライフスタイル」のように最大公約数的なテーマで括ってあげれば、たちまち特化ブログになります。
テーマは最初から決まっていなくても構いませんが、記事を書き溜めていくうちにおおよそのアウトラインが見えてきたら、それを意識したキーワードや文章を記事に折り込んで、統一感を出していきます。
先ほど話した通り、こうしたブラッシュアップが後からできるのがデジタルコンテンツの利点ですよね。
雑記ページを特化ブログに混ぜる
続いて、特化ブログを書いてるんだけど雑記ページも書こう、という話です。
上手く使えばいいスパイスになります。
例えばある資格を取得するための情報を網羅した「特化ブログ」の中に、資格取得までのプロセス、挫折や苦労、難所をどう乗り切ったかなど、人間らしいコンテンツを折り込む。
「どうしても勉強が手につかなくてイライラしたので、ケーキを2つも食べてしまった」
なんて、記事自体は雑記ブログっぽいですが、「資格の勉強」という趣旨からは外れていないので、特化ブログの中に置いておいても自然ですし、何よりこうした記事が、あなたしか出せないブログの個性となります。
また、読み手がもし同じ状況だったら、こうした記事で相手のココロをラクにしてあげることができるかもしれません。
ちなみにこれ、企業サイトはやりにくい事です。
特化ブログのデメリット欄で、大規模サイトが競合となる中「結果を出すには、少し工夫していく」と書きましたが、ソレがコレです。
書き手の人間性をブログの中で漏らしていく事は、個人ブログでしかできないんですよね。
ブログテーマの大枠からは外れない程度に喜怒哀楽を醸し出していく。
そうして雑記と特化を行き来きすることで、自分自身も息抜きしながらブログを続けることができます。
まとめ
雑記ブログと特化ブログ、それぞれのメリット・デメリットを見てきました。
- 雑記ブログと特化ブログまとめ
-
- SEO的に効果が高そうなのは特化ブログ
- 自由に書きやすそうなのは雑記ブログ
- 特化ブログを前提にしつつ、雑記ブログの軽やかさを上手く取り入れると、個性的で継続しやすいブログに
ということで、さあ、とにかく書きましょう!