【今の広告配置でOK?】Googleアドセンスのココで調べられます
広告は、ただ掲載されていればよいわけではなく、ユーザーの目に入らなければ意味がないですよね。
こうした広告の見やすさのことを視認性といい、Googleではアクティブビューという技術でこの視認性を測定しています。
アクティブビュー視認可能率はGoogleアドセンスで確認する事ができるので、これをヒントに広告が適切な位置に配置されているかチェックする事ができます。
この記事で分かること
- 広告位置の妥当性を確認する方法
- 広告を妥当な位置に変更する方法
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視認性の測定
視認性の良い状態とは
広告が視認性の良い位置にレイアウトされているか、どうやって判断するのか?
Googleでは以下を基準にしています。
「広告面積の50%以上が、画面に1秒以上表示されていれば、視認性が良い状態とする」
視認性は定量化されている
Googleはアクティブビューという技術で、この視認性の良し悪しを計測しています。
視認性は、ユーザーの操作にも影響を受けます。
・ユーザーがページをスクロールするスピード
・ユーザーがどこまでページを読んでくれたか
など
視認性の良い状態でユーザーに広告が届けられた確率を「アクティブビュー視認可能率」といい、Googleではこのアクティブビュー視認可能率が50%〜60%であれば、その広告配置は適当である、としています。
別記事で、視認性の考え方を図解で紹介しています。
視認可能率を上げるメリット
アクティブビュー視認性が高ければ、当然クリック率(CTR)やインプレッション単価(CPM)の上昇が見込まれるので、結果としてAdsenseのパフォーマンスが上がります。
アクティブビュー視認可能率の確認方法
アクティブビュー視認可能率はGoogleアドセンスの各種「レポート」から確認する事ができます。
レポートの種類によって、様々な切り口で比較検討をする事ができます。
広告ユニットのレポート
貼り付けた広告ごとにアクティブビュー視認可能率を確認する事ができます。
個人的にはこちらが一番わかりやすいと思っています。
プラットフォームのレポート
パソコンとスマホ、それぞれのパフォーマンスを確認したい時はこっちがいいですよね。
広告フォーマットのレポート
例えば記事内広告とインフィード広告、どちらが良い結果を出してるかな、なんて比較をしたい時にはこちらが便利です。
アクティブビュー視認可能率を上げる方法
アクティブビュー視認可能率が低い場合は、当然配置を見直すことになります。
手動広告で配置を見直す
最適な配置はWebサイトごとに異なりますが、考え方としては以下のような場所に配置する事が適切です。
・十分な広告面積がユーザーの目に入る場所
・十分な時間でユーザーの目に入る場所
・ユーザーに不快な思いをさせない場所
自動広告で配置を見直す
こちらはGoogleおススメの広告配置を提案してくれる機能です。
自動広告といっても、自分で設定を選べる箇所がありますので、全てお任せというよりはセミオーダーくらいの感覚ですね。
Googleの提案であれば心強いですが、必ずベストの結果が出るかどうかはわかりませんので、手動と自動、両方を組み合わせて色々試しながら、最適なレイアウトを探っていく必要があります。
まとめ
- Googleアドセンスの広告配置まとめ
-
- 広告は視認性の良い状態で配置する
- 視認性の良し悪しは、Googleアドセンスの「アクティブビュー視認可能率」で確認する事ができる
- 「アクティブビュー視認可能率」が50〜60%であれば、適切な広告配置が行われていると考えてOK
- 「アクティブビュー視認可能率」が低い時は、手動・自動広告を上手く組み合わせて、レイアウトの改善を
Googleアドセンスのパフォーマンスは、広告単位だけでなく、ページ単位やサイト全体の平均値としても評価付けがなされていますので、時には思い切って、効果を上げていない広告を削るなんてコトも有効です。
足して、引いて、動かして。
いろいろ試しながら、最適な位置を見つけていきましょう。