クリック単価が高いテーマ・キーワードはGoogle広告が教えてくれる
Googleアドセンスのクリック単価は、Google広告のキーワードプランナーから見当をつける事ができます。
ちょっとややこしいですが、広告を出す側のサービスであるGoogle広告から広告費を覗き見る事で、Googleアドセンスの単価を推測できると言うことです。
この記事で分かること
- 最も収入を左右するのはクリック単価
- 広告入札額の調べ方
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クリック単価は、Googleアドセンスを伸ばす重要指標
広告1クリックあたりの収益を表すクリック単価(CPC)は、Googleアドセンスのパフォーマンスに関係する様々な指標のうちの一つです。
クリック単価のおおよその金額は、Google広告で広告費の入札額を確認することによって見当をつける事ができます。
入札額がクリック単価と同額になるわけではないのですが、よい参考材料にはなるはずです。
入札額の調べ方
Google広告のメニュー「ツールと設定」から「キーワードプランナー」へ移動します。
画面左「新しいキーワードを見つける」を選択します。
適当なキーワードを入れて検索します。
今回は「ペット保険」に関して調べてみます。
検索したキーワード、もしくはそれに関連したキーワードの一覧が出てきます。
うち、確認したいのは「ページ上部に掲載された広告の入札単価(低額帯・高額帯)」欄です。
「ページ上部に掲載された広告の入札単価(低額帯・高額帯)」とは、そのキーワードに関して上位表示された広告の入札価格です。
「ペット保険」で上位表示された広告は、¥410〜¥787のレンジで入札された実績がある、ということになります。
価格は時期やタイミングによって動くので値幅がなかなか大きいですが、これを元にクリック単価の目安がつけられます。
必ずしも高額ジャンルがいいとは限りません
クリック単価の高いジャンルとは
一般的には、広告をクリックした先に用意されている商品・サービスが高額であればクリック単価も高いと考える事ができます。
具体的には、金融や保険、クレジットカード、健康や美容関連などが挙げられます。
どれも納得できるジャンルですよね。
それでは、こうした相場の高いジャンルを意識したWebサイト、ブログ運営をすれば良いのかというと、必ずしもそうとは言えません。
広告ありきでテーマを捻り出すのはキツイ
そもそも広告ばかりを意識して、書きたくないテーマや書けないジャンルに関してサイトを運営しても上手く行くわけがありませんよね。
良質なコンテンツは、そのテーマに関して本当に愛情や知識を持っている人の手からしか生まれません。
また、こうしたズレた記事はスマートプライシングの面からも悪影響が出るはずです。
高案件は競合も多い可能性が
また、高額のテーマは当然人気がありますので、すでに多くのサイトや記事が存在している可能性があります。
これからサイトやブログ運営を始めようと言う場合には、なかなかのレッドオーシャンとも考えられます。
広告ジャンルとの正しい付き合い方
初めは小規模を狙う
というわけで、最初はあえてクリック単価が手頃なテーマを意識する事をおススメします。
もちろん、自分が愛情を持って楽しく書ける分野の中で探すことが大前提です。
アクセスがなければクリックされる事もない
駆け出しのWebサイトやブログは、何よりまずアクセスしてもらうこと、ページを閲覧してもらうことが大切です。
既に大手や大規模のサイトが多く存在している可能性のあるクリック単価の高い分野を避けて、のびのびブログを育てる事ができる領域を探す。そうした戦略でGoogle広告のデータを使うのも一つの方法です。
そうしてコツコツとWebサイトを成長させ、アクセス数や検索ランキングが上がってきたら、少しずつ大きいテーマに挑戦すればいいですよね。
まとめ
- Google広告を利用したテーマ・キーワード探しまとめ
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- クリック単価の目安はGoogle広告のキーワードプランナーから推測する事ができる。
- 高額ジャンルは競合も多いので、最初は中・少額ジャンルを意識するのがお勧め。
- 広告のジャンルありきでWebサイトやブログのテーマを決めるのはNG。自分が書きたいテーマでじっくりサイトを育てる事が一番大切。
ところで、今回紹介したGoogle広告の「検索ボリューム」では、Googleで多く検索されているキーワードを知ることができます。
検索に多く用いられているキーワードがわかれば、サイトのPVを増やすヒントももらえるし、結果Googleアドセンスの効果アップにもつながるかもしれませんので、合わせて参考にするといいですね。