【Googleアドセンスのスマートプライシング】価値ある広告枠がクリック単価の低下を防ぎます
Google広告に備わっている機能の一つであるスマートプライシング(Smart pricing)は、Googleアドセンスのクリック単価(CPC)と関連性を持っています。
スマートプライシングの仕組みを理解して正直な広告配置を行う事で、クリック率の低下を防ぐ事ができます。
この記事で分かること
- スマートプライシングとは
- 「クリック率」より「成約率」が大事
- スマートプライシングを意識した広告配置
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
スマートプライシングとは
Google広告のヘルプページでは、スマートプライシングについて以下のように説明されています。
Smart Pricing では、ウェブページでのクリックが具体的な行動につながるビジネス成果(オンラインでの売り上げ、登録、電話での問い合わせ、ニュースレターの購読申し込みなど)につながる可能性が低いと、Google 広告データから判断された場合は、そのページでの入札単価が引き下げられます。単価の調整においては、広告の表示につながったキーワードやサイトのテーマ、広告が配信されたウェブページやアプリの種類など、さまざまな要素が考慮されます。
これはつまり、問い合わせや申し込みといった実際の成約に至りにくい広告枠に関しては、クリック単価が下がるような調整が入るということです。
ココで言う「広告枠」とは、私たちのWebサイトやブログページ上の広告掲載エリアを指します。
スマートプライシングに関連づけられているのは「クリック率」ではなくて「成約率」
スマートプライシングの基準となるのは「成約率」であって「クリック率」ではありません。
「成約率」とは、広告のクリック数に対して、実際のお申し込みがどのくらいあったかの割合を表すものです。広告が100回クリックされても、お申し込みが0件であれば、成約率は0%です。
スマートプライシングで大切なのは広告の配置
罠のような広告配置はしない
成約率を上げるために私たちができる事は、質の良いクリックを増やす事。
そのためには、広告の配置場所が大切です。
興味もないのに以下のような広告をクリックしてしまった経験、私達にもありますよね。
・突然現れる広告
・しつこく表示される広告
・紛らわしい位置に配置された広告
こうした誤クリックをした際、私達はすぐに元のページに引き返しますが、これがスマートプライシングのチェック対象になると言う事です。
理想的な広告配置とは
逆に目指したいのはこんな配置です。
1.十分な面積で、広告がユーザーの目に入る場所
2.十分な時間、広告がユーザーの目に入る場所
3.ユーザーに不快な思いをさせない場所
1と2は、広告がユーザーにとって見やすい状態で配置されているかと言う事ですが、これは「アクティブビュー視認可能率」としてGoogleアドセンス上で確認する事ができます。
3に関しては、Webサイトのデザインとユーザーの目線、両方を検討しながら工夫する事が必要です。
また、Googleアドセンスの自動広告機能を使って、Googleに適当な広告配置を教えてもらうこともできますので、いろいろな角度から、広告配置のバランスを研究してみるといいですね。
まとめ
- スマートプライシングまとめ
-
- スマートプライシングとは、成約に至りにくい広告枠に関してクリック単価が調整される機能
- スマートプライシングの観点からも、やはり正当な広告配置を行う事が大切
- 広告配置の検討方法1:ユーザーの自然な目線に適った広告の配置を行う(手動広告)
- 広告配置の検討方法2:Googleに広告配置を提案してもらう(自動広告)
- 広告配置の検討方法3:広告が見やすい位置に入っているか確認する(アクティブビュー視認可能率)
ユーザーと広告主と私達。
Webサイトやブログを通じて、みんなが幸せになれる関係性を作りたいですね。