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Webデザインは独学では難しい?限界を感じた時の3つの対処法

Webデザインは独学では難しい?限界を感じた時の3つの対処法

独学でWebデザインを学習すると、誰でも必ず難所を迎えます。
そのまま挫折してしまう方も少なくないでしょう。

先生・講師業を通して、私は独学派の方にもスクール派の方にもたくさん会ってきましたが、独学でスキルを習得するにはやっぱりうまいやり方というのがあります。

ここでは、独学のどんなシーンで限界を迎えやすいのか、挫折しそうな時にどうクリアしていくかをご紹介します。

    Webデザインとブログで豊かに引きこもる。

    レンちゃんとペンタ

    Webデザインは器。ブログは中身。
    「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
    おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。

    独学では、細かい疑問の解消が難しい(コード・アプリケーション)

    学習を進めていくと、
    「この記述は何の意味があるのか?」
    「どうしてこうなるのか?」
    「そもそもこれはどういう意味なのか?」
    など、細かい部分で自分なりにわからない事がいろいろ出てきます。

    特に書籍や動画ではこうした疑問が解決できない事も多いので、別途調べる必要が出てくるわけですが、結局解決できなくてそのまま放置なんていうことになりやすいです。

    独学では、エラーの解決が難しい(コード)

    HTMLやCSSを始めとした各種言語は、記述を一文字でも間違えると正しく動作しない事があります。
    半角と全角、大文字と小文字を間違えるだけで不具合の原因になることも。
    Webページによっては、何百〜何千行というソースコードで作っていくものもあります。
    その中から自分でエラーを見つけ、正す事は最初は相当難しいです。

    自力で解決できるようになるというのも大切な学習プロセスなんですが、物には限度がありますからね。
    何日も解決できない→挫折、ということも起こりがちです。

    書籍や動画に沿った、手本通りの制作の場合には大抵完成形のデータがついていますので、それを参考に何とか答え合わせをすることができますが、学習終盤ではオリジナル作品に挑戦する必要もありますので、自分で何とかするのはなかなか手応えのある作業になります。

    独学では、デザインスキルを上げることが難しい(デザイン)

    自分のデザインを客観的な目で見る事はプロでも難しいのですが、初心者さんでは尚更です。
    また、感覚的に良し悪しがわかったとして、じゃあそれをどうしたら改善できるのか、ということまで見つけ出すのは相当難しいでしょう。

    独学では、作品を完成させることが難しい

    スクールの場合は各種締め切りが設けられていますから、強制的に完成せざるを得なくなる状況になるわけですが、独学だと実質伸ばし放題ですからね。
    スケジュールのプレッシャーがない分、いつまで経っても自分の作品が増えない、という事になってしまうかもしれません。

    独学では、結局挫折してしまう確率が高い

    こうしたことが要所要所で発生することによって、最終的には挫折してしまう、ということが独学では起こりがちです。
    良質なテキストがあったとしても、独学を続ける事はちょっと難しそうに見えます。

    けれど「難しい」と「不可能」はイコールではありません。
    続いて、こうした懸念材料への対応策について考えてみます。

    独学で限界を感じた時の対処法

    これまでに挙げた難所には、全て共通点があります。
    それは学習過程で対話できる相手がいないから起こるということです。
    「独学」というぐらいなので、当然と言えば当然ですね。
    スクールでは必ず講師がフォローしてくれるので、こうした問題はまず起こりません。

    それでは独学でもスクールと同じような利点を得るにはどうしたら良いか。
    要は、ピンポイントで必要な人に助けてもらえればいいんですよね。

    フィードバックだけを頼めるサービスもある

    最近は個人の方による小さなサービスも増えています。
    「ソースコードのエラーを解決します」「デザインのフィードバックをします」のようなコンパクトなメニューもありますので、相性の良さそうな方を見つけて、一度お願いしてみるのもいいかもしれません。

    作品を知人に見せる

    「プロの知り合いなんかいない」と思われたかもしれませんが、私たちの制作物を使用するのは、デザイン知識のない一般の方がほとんどです。
    こちらが思いもつかなかったような新鮮な目線での意見がもらえることもありますから、正直な意見をくれそうな友人に声をかけて、ぜひ作品を見てもらいましょう。

    各種ワークショップ、もくもく会に参加する

    法人・個人の方が主催する単発のワークショップ、もくもく会(クリエイターが集まって、それぞれが自分の作業を黙々と進める会のこと)などもあります。
    参加することで疑問が解消するのはもちろん、同じ道を志す人達に出会うことで、独学で維持するのが難しいモチベーションを保つことができるかもしれません。
    こうした集まりは大抵一日完結ですので、予定を合わせやすいのもいいですね。

    まとめ

    • 独学では、ちょっとした疑問を放置しがち
    • 独学では、各種エラーを自力で発見&解決しなくてはいけない
    • 独学では、デザインスキルの向上が難しい
    • 独学では、挫折しがち
    • 自力でできない事だけ誰かにカバーしてもらうようにすれば、独学は不可能ではない

    何事も、一人でやり遂げるというのは難しいんですよね。
    だけど、どうしても自分のペースで学習したいということであれば、独りでできる部分とそうでない部分に上手く対処する事で、独学でのWebデザイン習得は十分可能になります。

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