
頑張ってるのにWebデザイナーになれない理由は、こんな些細な事かもしれない
Webデザインのクラウドソーシングや就職・転職にチャレンジしていているのに思い通りの結果が出ないと、自分を疑い始めてしまいますよね。
技術が足りないんじゃないか。
根本的にセンスがないのではないか。
技術やセンスを疑う前に、あなたと作品の存在がちゃんと相手に届いているか確認してみましょう。
つまりはアピール・露出を増やそうという事ですが、そのためにはまず自分への自信が必要です。
「自信を回復する→作品を見てもらう機会が増える→結果が出る」
勝手に自分を制限して、チャンスを逃す人がいかに多いことか。
このページを読んで、速攻で自信を取り戻しましょ。
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仕事がないのは、見せてないから(見えてないから)
まずは相手の視界に入ること
あなたに仕事をお願いしたいお客様が、どうやってあなたを見つけるのか想像してみてください。
見つけてもらうための絶対条件。それは何はなくともまず相手の目に触れる事です。
その経路は十分に用意されていますか?
変な遠慮や自信喪失で、わざわざ見つからないような状態にしてはいませんか?
就職・転職サイトやクラウドソーシングへのエントリーはもちろん、個人のSNSでもいい。
相手があなたと出会える機会をたくさん作ってあげてください。
もちろん、実際にお仕事に結びつけるには、最終的には制作スキルが大事です。
だけど、そもそもその「最終的」まで行けてない事がすごく多いんですよ。
日々の努力の中で、なかなか反応が得られない事を気に病んで自己アピールをやめてしまう人が多いです。
だけどそれでは逆効果。
後少しで臨界点を迎えるかもしれない。
あなたを探している人の所に届くかもしれない。
希望を持って、アピールの機会を増やしてみましょう。
わざわざポートフォリオを減らす学生
専門学校の講師だったころ、就活時期の学生からポートフォリオを見せてもらう機会がたくさんありました。
だけど面白いことに、掲載作品の数に結構個人差があるんですよ。
学生のポートフォリオの内容は、学校の課題が大半になります。
同じ勉強をしていたはずなのに、作品数に差が出るって不思議ですよね。
学生は、クオリティが低い作品はポートフォリオに載せません。
厳密にいうと、クオリティが低いと自分が思っている作品は載せません。
だから本人の自信に比例して、ポートフォリオが薄くなってしまっていたんです。
量が多ければいいというワケではないですが、勝手な心配で引っ込めたその作品が相手の胸を打つ可能性もあるわけです。
こちら側から見ると、学生課題ってそんなに大差はないんです。多分採用担当者から見ても同じだと思います。
ポートフォリオにおいて、戦略としての間引きは有効かもしれませんが、自ら否定的なジャッジをして露出の機会を減らすというのはもったいない話ですよね。
上達しないのも、見せてないから
人からモノがどう見えるかを考えるのがWebデザイン
そもそもWebデザインとはコミュニケーションツール、相手に情報を伝えるための手段です。
デザインができるということは、人が物事をどう見るのかを理解した上で、正確にわかりやすく情報を伝えることができるということ。
そのスキルを身につけるには当然、自分が作ったものを生身の人間に見てもらう必要があります。
コーダー職はともかく、Webデザイナーを名乗るなら、作品を人に見せる機会を増やしてそのナレッジを溜めていかないと、どんなにHTMLやPhotoshopが上達しても意味がありません。
引きこもり願望があるならなおさら、察する想像力が必要
Webデザインだけではありませんが、クリエイター職を目指す人の中には、対人関係が苦手、避けたいという人も多いです。
誰にも会わず、一日中デザインやコードと戯れていたい。
そのマインド自体は尊重します。このサイトのスローガンも「豊かに引きこもる」ですからね。
だけど、私たちが作ってるものって、誰かが使うためのものなんですよね。
逆説的ですが、引きこもりたいのならば余計、人間の習性を意識した制作能力が必要とも言えるかもしれません。
見せれば状況は大きく変わる
自ら露出の機会を避ける理由
さあ、ここまでの話は全て「見せましょう」に帰結するわけですが、見せることを躊躇してしまう一番の理由は自信がないから。
内に籠る体質の多いクリエイターですが、画家でも小説家でも、見せ続けたからこそ磨かれ、誰かの目に触れたはずなんですよね。ここは絶対避けて通れない道です。
仕事が始まったら、結局見せ続ける人生が待っている
学習中、就活中はWebデザイナーになることがゴールになってしまいますが、当然その先があります。
Webデザイナーになれちゃったら、自分の仕事を上司やクライアントに見せ、意見をもらう事が日常化するんですよ。
見せ続ける人生の始まりです。
ある程度のメンタルを持っていないと、自己実現のために選んだはずのWebデザインが、恐怖の世界に変わってしまいます。
少しずつでいいので、今からその耐性をつけていきましょう。
徐々に自信を取り戻す方法
誰かに見てもらう(やさしい人を選ぼう)
やっぱり生身の人間に見てもらうのが一番です。
相手には、付き合いの長い友人など、優しい人を選びましょう。Webデザインのプロである必要はありません。専門家の中には手厳しすぎる人もいます。
何より私たちが作るWebサイトのエンドユーザーって、一般的な人たちですからね。
専門知識のない人の意見を聞くというのも、大切なコトです。
周りの情報をシャットダウンする
自信がないとはすなわち、周りに左右されてしまうという事です。
「○回目のチャレンジで案件獲得」「△ヶ月の勉強でWebデザイナーになれた」といった情報は、道半ばを行く人にとっては邪魔なだけ。
余計な検索やSNSをちょっとやめてみる。これだけでだいぶ回復しますよ。
作品を世に出す
個人のブログでもなんでもいいので、作品を出しましょう。
あなたの作品を、あなたのパソコンに閉じ込めたままにしないように。
「周りの情報をシャットダウン」している時は、いいねの数を数えたり、他者と比較をしないように。
投稿したらすぐにページを閉じる。それだけで一歩前進です。
まとめ
つまり、あなたの制作能力に問題があるわけではない
学習やお仕事探しが難航していると、どうしても技術不足を疑いがちです。
でも原因はそこじゃないかもしれない。あなたの存在を相手がまだ知らないだけ、ということが結構多いんですよ。
仮に技術不足があったとしても、それこそ作品を世に出す事で解消されていきます。
そのために必要なのは、とにかく自信。
根拠のない勘違いで、自分を過小評価しないように。