「Webデザイナーになってよかった」と今は思える
Webデザイナーを辞めようと思ったことは何度もあります。
結局勇気がなくて辞められなかったのですが、結果として今のような自由な働き方を実現できました。
この記事で分かること
- 自宅でのんびり働けるWebデザイナーになってよかった
- 私に関しては「Webデザイナーになってよかった」と最初から思えたわけではなかった
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
Webデザイナーになってよかった事
以下、私が>Webデザイナーになってよかったなあと感じることです。
一部「フリーランスのWebデザイナーになってよかった事」になっちゃってます。
好きな事が仕事になってよかった
私は小さい頃から、絵を描く事とパズルみたいなロジカルな遊びが好きでした。
お絵描きはデザインに、コーディングはパズルに似ています。
一石二鳥で、好きな事をまとめて仕事にできた自分はラッキーでした。
自宅でのんびり働けてよかった
私はフリーランスで、Webデザインと講師の仕事をしています。
フリーになってから、Webデザインの仕事は全て自宅で進めています。
講師業に関しては、スクールやセミナー会場まで足を運んでいたのですが、コロナ禍を経て全てオンライン開催になりました。
つまり現在の私の仕事は全て、自宅で行っています。
今では電車に乗る事もほとんどなくなり、運動不足がちょっと心配ですが、通勤時間や天候を気にせずに、毎日過ごせるのはありがたいです。
化粧品代がかからなくてよかった
普段はスッピンで仕事をしています。
夏の暑い日など、仕事中にバシャバシャ洗顔しちゃったりもします。
あまりに化粧品を使う機会がないので、使用期限内に使い切れるか時々心配になります。
服装も気にする必要がなくてよかった
会社やスクールに通っていた時に比べて、洋服の数が減りました。
いかに自分が、毎日の着回しや人からどう見えるかを意識して服を買っていたかがよくわかりました
現在では、自分が本当に着たい洋服しかクローゼットに並んでいないので気持ちが良いです。
イヤな環境からすぐ逃げられてよかった
Webデザイナーの資本は自分のスキルです。
マネタイズの手段が自分の中にあれば会社へ依存度する必要がないため、職場や案件の環境・人間関係に違和感を感じた場合、すぐにその場を離れる事ができます。
自分の心を守りやすいのも、Webデザイナーになってよかったなと感じる点です。
年齢・性別を問わず続けられそうでよかった
Webデザインで評価されるのは「何を作ったか」なので、デザイナー本人の年齢や性別は全く関係ありません。
体力も求められないので、スキルさえキープできれば何歳になっても続ける事ができます。
私が教えているスクールの受講生さんも、年齢や性別に左右されない仕事に転職したい、という理由でWebデザイナーを目指している方がたくさんいらっしゃいます。
収入の伸び代があってよかった
Webデザイナーの収入は案件内容次第なので、自分のスキルを磨けば年収1000万円くらいまでは可能です。
自分がどんなに努力しても収入が伸びない職種もあります。高収入案件はそれなりの難易度や結果を求められるためハードな事もありますが、収入を増やす可能性があるというだけでもWebデザインは恵まれた仕事だと思います。
どうやらWebデザインムーブでよかった
副業やリモートワーク、ワークライフバランスなどといった新しい働き方・生き方のいずれも、Webデザインで叶える事ができます。
当然、こんな時代になる事を見越してWebデザイナーになったわけではないので、自分は幸運だったなと思います。
Webデザイナーをやめなくてよかった
Webデザイナーをやめようと思ったことは何度もありますが、何事も「慣れる事」で解決できるものだと今ではわかります。
常に納期が心配だった
仕事が捗らなかった時、勤務時間後も頭の中でずっとデザインやコーディングについて悩んでいる事があります。Webデザイナーなら誰でも必ず同じ経験をしているはずです。
「明日までに完成させなきゃいけないバナー」が全然まとまらなくてどうしよう。
終業後にスパッと仕事から離れられる職業が羨ましい。
駆け出しの時はこんな事をいつもぐるぐる考えていたのですが、仕事の数をこなす内にデザインの定石が見えてきたり、自分なりの制作フローが出来上がってきて、徐々にこうした心配をする機会は減っていきました。
今でもピンチになる事がなくはないですが「これまで大丈夫だったから今回もきっと何とかなる」と自分を信じる事ができます。あの時Webデザイナーをやめなくてよかったです。
クライアントの反応に振り回された
デザインには一応ルールがありますが、最後の最後はクライアントに受け入れられたものが最適解です。
Webデザイナーになりたての頃は、自分のアイデアがベストだと信じきっていたり、クライアントが何を求めているのかわからなかったりして辛い時がありましたが、経験を通じてこうした硬い頭も柔らかくなっていきます。視点を変えたり、違う発想を受け入れる事ができるようになります。
自分で勝手に迷走
こっちは自分で自分を追い込んでしまうパターン。
定期的に「良いデザインとは何か」とか「いつもと違うテイストのデザインに挑戦しよう」みたいなミッションを勝手に放り込んで、迷走してしまう事もよくありました。
これも経験を積んで、良くも悪くもWebデザインの仕事をクールに眺めるようになった事で解決していきました。日々の料理や掃除のようにWebデザインが日常になる事で、作品や自分自身に対する気負いがなくなっていったんですね。
思い通りにコーディングできない
Webデザインのコーディングにはクセがあります。最初の頃はとにかく思ったレイアウトにならない。
だけどこれも数をこなすだけで解決します。HTMLやCSSに振り回され続ける状態が続いても、諦めずに付き合い続けていれば、必ず自由に使いこなせるようになります。
「Webデザイナーになってよかった」と思えるのはいつ頃?
スクール受講生さんを見ている限り、デザインもコーディングも最初は全然うまくいきません。
昔の私もそうでした。
・基本スキルに慣れる(デザイン&コーディング)
・納期との適切な付き合い方がわかる(心配しすぎないように仕事ができるようになる)
・人によってデザインの考え方が違う事を受け入れられるようになる
この3つを超えたあたりで、Webデザインの仕事は急にラクになります。
「Webデザイナーになってよかった」と必ず思えるようになります。
今Webデザインの学習中だったり、Webデザイナーになったばかりの人は、もうちょっとだけ待ってみてください。