Webデザイナーで叶えたワークライフバランス
自宅でリラックスしてお仕事。自分が好きな案件を渡り歩く。
コツさえ掴んでしまえば、Webデザイナーはワークライフバランスを実現しやすい職業です。
自分の中に稼ぐ力があれば、仕事内容や環境は自由に選ぶ事ができます。
この記事で分かること
- 望みの収入や働き方が叶えられるWebデザイナー
- デザインスキルだけを売りにしていては、ワークライフバランスは叶えられない
- ワークライフバランスの実現には、それなりの勇気も必要
- やりたいコトをやるのが一番のワークライフバランス
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
そもそもワークバランスとは
ワークライフバランスとは、仕事とプライベートのバランスを取る事、または取れている状態の事を表します。
ChatGPTによると、例えばこんな事でワークライフバランスは整います。
- ワークライフバランスの実現方法
-
- 時間管理: 仕事と私生活の時間を計画的に管理する
- 柔軟な働き方: リモートワークやフレックスタイムなどを取り入れる
- 優先順位の設定: 重要なタスクや活動に優先順位を付ける
- 休息: 適切な休憩や休日を取る
- 職場の理解: 上司や同僚とのコミュニケーションを図り、サポートしてもらう
ワークライフバランスはWebデザインで叶う
正社員と派遣社員を経て、私は現在フリーランスとしてWebデザイナーとスクール講師をしています。
おかげさまで、今の私は理想のワークライフバランスを実現できています。
自宅でリラックスして働ける
Webデザインの業界では、リモートワークが十分普及しています。
私も自宅で仕事をしています。
通勤時間を気にする必要がないので、電車が事故で止まっても、台風や雪の日でも安心して働けます。
毎日ラフな服装&すっぴんで、ゆったり仕事できます。
働き方が自由
Webデザイナーは、正社員でもフリーランスでも、副業からスタートすることも可能です。
例えば結婚、出産などに合わせて働き方を自由にスイッチする事も可能です。
好きなことが仕事にできる
趣味と仕事は分けるべきという見方もありますが、好きなことで稼げれば、人生の効率が良くなるというのが私の考え方です。
職場に依存しなくて済む
稼ぐ力が自分の中にあれば、職場を離れるのも全く怖くありません…はちょっと言い過ぎですが、それほど怖くないです。
少なくとも「この職場(案件)を離れたら、この先一生仕事が見つからないかも」と思う事はないはずです。
職場の環境や自分自身に変化が起こってズレを感じた時、すぐにその場を去る事ができるのも、健全なワークライフバランスです。
合わない人間関係から解放される
職場同様、人間関係やチームワークの事情でワークライフバランスが崩れることも多いと思います。
これはもう自分にはムリだ、と感じたら私はすぐにその案件を離れるようにしています。
もちろん初めからこんな潔くできたわけではありません。
自分にはスキルがあるから大丈夫。と言い聞かせながら、メンタルの訓練をしました。
Webデザイナーは一生続けられる
将来不安な世の中ですが、年齢や性別を問われないWebデザイナーは、一生続けられる安心さがあります。
もしもの時のお守りとして、Webデザインのスキルを持っておくと安心です。
Webデザイナーの平均労働時間
とはいえ、私もいきなり理想の生活を実現できたわけではありません。
以下は厚生労働省運営のサイトjobtagによるWebデザイナーの平均労働時間データです。
おおよそ常識的な労働時間です。
データから見積もると、Webデザイナーの残業はほぼナシという計算になりますが、私が駆け出しWebデザイナーの頃は残業当たり前、その後手際が良くなるに従って徐々にその時間は減っていきました。
Webデザイナーの残業理由と対策
当時はとにかく溜まってしまった仕事を消化する事で精一杯でしたが、今冷静に考えると、その原因は自分の非効率な作業が生んでいるという事が多々ありました。
・作業効率が悪い
・急な修正変更
・クライアントからOKが出ない
・自分が納得いかない
作業効率が悪い
コーディングでエラーが起きたり単純に手際が悪かったりと、自分の事情で残業せざるを得ない状況を作っていました。
対策
これは実務に慣れていく事で自然に解決しました。
また、各種ツールのアップデートについていくことも大事です。
新機能の追加によって、これまで時間をかけていた作業が1クリックでできるようになった、なんてことも良くあります。
急な修正変更
明日納品という時にデザインやテキストの変更依頼が来た、というのもよくある残業理由ですが、当時の私はそうした無茶振りに対して、クライアントや上司にスケジュールの見直しを掛け合う勇気が持てませんでした。
対策
こちらも場数を踏んで、交渉する、もしくは断る勇気を持つ事ができるようになりました。
感情的になるのではなく、ロジカルに筋を通すのが大切です。
クライアントも悪意があるわけではなく、むしろ罪悪感を持っている場合が多いです。誠実にお話しすれば耳を傾けていただけます。
クライアントからOKが出ない
デザインは正解が一つでなく、個人の好みによる部分も大きいので、難航する場合も多いです。
対策
これに関しては致し方ない部分もありますが、自分に関してはコミュニケーションを工夫する事で改善できました。
デザインに関しては、イメージに近いWebサイトを先方に探しておいてもらう、サイトマップやワイヤーフレームなどの土台づくりをしっかり行っておくなど、話をあやふやにしない事です。
また、ターゲットやコンセプトなどの方向性が当初と違って来る事も良くあるので、大幅な軌道修正が起こる場合は、スケジュールの見直しをちゃんとお願いするようにしています。
自分が納得いかない
自分自身が作ったものに満足できず、作業時間が伸びてしまうというのも良くある話です。
対策
納得できない理由を自己分析する事で解決できます。
「あのWebサイトみたいなデザインにしたい」「いつもと違うテイストにチャレンジしてみたい」は自己都合です。
クライアント要件を満たしていれば仕事としては十分、そうしたチャレンジは余裕がある時にやればいい、と割り切るようにしています。
Webデザイナーの年収
ワークライフバランスの実現には、それなりの収入も必要です。
Webデザイナーの平均年収は高くも低くもない、中途半端な金額です。
ただ、平均年収=自分の年収と考えるのはおかしいですよね。
自分が平均以上の人材になってしまえばいいのです。
年収を上げる方法
「Webデザイナーなのだからデザインスキルをあげれば年収も上がる」というのは私は違うと思っています。
先述した通り、デザインには好みがあるからです。
例えばプログラミングなどのような別スキルにも精通していると、プロジェクトをスムーズに進めることができます。また、ディレクションやマーケティングなどに長けていると、収益に貢献できます。
このように定量化できる能力を備えているWebデザイナーは、市場価値も高くなります。
また、正社員よりフリーランスの方が高収入になる傾向がありますので、独立するという手段もあります。
やりたいコトをやるのが一番のワークライフバランス
どんな仕事でも同じだと思うのですが、自分の立ち回り次第で、居心地の良い環境は必ず実現できます。
周囲にはいろいろな意見、情報が散見されていると思いますが、Webデザイナーになりたい、Webデザイナーで居続けたいと思うのでしたら、自分の欲求のまま突き進んで大丈夫です。