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未経験Webデザイナーの年収/収入アップの方法

Webデザイナーの未経験時の年収は特別高額ではありません。
ただ着実に経験とスキルを積み上げて未経験から脱却する事で大幅な収入アップが見込めるので、長期的に見ると夢のある職業です。

豊かに引きこもる。

Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。

Webデザイナー未経験者の年収

以下は、求人サイト「求人ボックス」の未経験歓迎のWebデザイナー求人です。

月給から年収を見積もる事ができますが、未経験者Webデザイナーの年収は特別高額でもない、平均的な金額である事がわかります。

正社員Webデザイナーの平均年収

同じく求人ボックスのデータから、経験の有無にかかわらず、Webデザイナー全体の平均年収を見てみます。

こちらも特別高収入というわけではなく標準的な金額ですが、未経験から実績を積むにつれて着実に年収アップできる事がわかります。

フリーランスWebデザイナーの年収

フリーランスの場合は案件単位での契約になるので、案件の単価から月収や年収を見積もる事ができます。
以下はレバテッククリエイター（フリーランス向けエージェント）のWebデザイン案件です。

先述のデータより高額ですよね。
一般的にWebデザインの世界では、正社員よりフリーランスの方が高収入になる傾向があります。

未経験からWebデザイナーの年収が上がっていくタイミング

未経験時の年収こそそれなりですが、Webデザイナーはスキルアップする事で自分の収入をどんどん上げていく事ができます。
以下、未経験から自分の評価を上げていくステップを、私の実体験も踏まえて紹介します。

・Webデザイナーのキャリアをスタートする（未経験）
・作業スピードやデザインのクオリティが上がってくる
・一人でWebサイトを作れるようになる
・結果が出せるようになる

Webデザイナーのキャリアをスタートする（未経験）

Webデザイナーになりたて、実務未経験の時点では、デザインツールやコーディングの知識こそありますがプロジェクトの重要部分を担当することはできません。
既存のWebサイトの修正・更新や、納期にゆとりがある作業などを担当しながら、仕事の精度やクオリティを高めていくフェーズです。

作業スピードやデザインのクオリティが上がってくる

仕事に慣れてくると、デザインツールの操作やコーディングのスピードが徐々に速くなって来ます。
コーディングのミスもなくなり、クライアントが求めるデザインをすぐに提案できるようにもなります。
引き受けた業務を早く回す事ができるようになる事で、当然報酬も上がっていきます。

一人でWebサイトを作れるようになる

精度とクオリティの高いデザインを提案できるようになると、社内評価も上がり、プロジェクトの重要な部分に関われるようになります。
未経験の頃は主に既存サイトのメンテナンス作業が中心でしたが、経験を積むにつれて、新規Webページのデザインやコーディング、新しいWebサイトの設計など、プロジェクト内で影響力のあるポジションを任されるようになります。
役目に応じた責任が都度伴っていきますが、その分収入もアップします。

結果が出せるようになる

Webサイトの制作だけでなく、ユーザー数増加や売り上げアップといったプロジェクトの成功につながる提案ができるようになると、その貢献度に応じて大きく報酬が上がります。
次にお話しするように、こちらはWebデザインの知識だけでなくビジネス寄りのスキルも必要になります。

年収アップのために未経験Webデザイナーが準備できる事

Webデザイナーの年収を上げる手段は、当然デザインやコーディングスキルを磨く事…と思いがちですが、デザインは正解がわかりにくくクライアントとの相性による部分も多い事、コーディングに関しては一定レベルまで仕上がってしまうと伸び代がなくなってしまう事から、どちらも確実な年収アップにはつながりません。
もちろん、こうしたWebデザイナーとしての標準スキルを上げることは大前提として、それ以外の方法にも目を向ける事で収入は飛躍的にアップします。

掛け合わせスキルを身につける

明確な正解がないデザインの仕事では結果を出す事が難しい時もあります。
そこでWebデザインのスキルに掛け合わやすく、かつ成果が出やすい別スキルを持っておくと有利です。

Webデザインの仕事に慣れて来たら、自分が興味を持てそうな掛け合わせスキルを勉強しておくと自分の強みになります。
もしこれからWebデザインの勉強を始めるなら、UI/UXデザインも学べるスクールやマーケティングを一緒に学べるスクール講座を選ぶのが手堅いです。

上位職へキャリアチェンジする

WebディレクターやWebプロデューサーなど、マネジメント系のポジションに転身すると収入が上がります。

Webディレクター

プロジェクトの進行管理を行うのがWebディレクターです。
Webサイトの企画立案や、スケジュールやチームメンバーの進捗管理などが主な仕事です。

Webプロデューサー

プロジェクトの戦略やマーケットリサーチ、予算管理など、ビジネス的な視点で案件に関わるのがWebプロデューサーの主な仕事です。

Webデザイナーのように実際の制作作業が行えるわけではないので、「自分は作る仕事がしたい」という場合は不向きですが、こうしたキャリアにも興味がある場合は、Webデザインと合わせてディレクションも学べるスクールを利用したり、働き始めてからも先輩ディレクターの仕事ぶりを観察しておくなどの準備をしておくといいですね。

フリーランスになる

先述の通り、正社員よりフリーランスの方が高収入になるので、自信がついたら独立する選択肢もあります。
案件が見つからない、条件の悪い案件を掴むなどといった事がないよう、十分な経験を積んでから挑戦するのが安全です。

伸び代が大きいのがWebデザインのキャリア

未経験時のWebデザイナーの年収はあまりパッとしないかもしれませんが、縦のスキル（Webデザイン自体のスキル）や横のスキル（プログラムやマーケティング知識など）を拡大していく事で、Webデザイナーはどんどん収入を上げる事ができます。

また、年齢を気にせず長く働く事ができるのもWebデザインの良いところです。
高額だけど歳を重ねると難しくなる仕事もあります。
スタート時から高収入だけど、そこからずっと横ばいの仕事もあります。
長期的な視野で成長していく楽しみがあるのが、Webデザイナーという職業です。

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