【基本はこの3つだけ】キーワードプランナー(Google広告)の使い方
ブログ記事等のキーワード選びに迷ったときに参考になるのが、Googleが提供している「キーワードプランナー」。
機能豊富、かつ独自のカタカナ用語や表現が使われているのでわかりにくい印象があるかもしれませんが、基本の使い方だけ押さえてしまえば十分使いこなせます。
この記事で分かること
- キーワードプランナーでできる事1:有益なキーワード候補を見つける
- キーワードプランナーでできる事2:作成済みのページからキーワードを逆引きする
- キーワードプランナーでできる事3:検討中のキーワード候補を比較する
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
Googleキーワードプランナーとは
Googleキーワードプランナーでできる事
Googleキーワードプランナーとは、Googleのサービスである「Google広告(旧Google AdWords)」内にある無料ツールです。
「Google広告」自体は名前の通り、Googleに出す広告設定のためのサービスですが、有効な広告戦略を立てるアシスト機能として用意されているキーワードプランナーは、ブログ等のキーワード選定にも役立ちます。
以下、Google広告が提供してくれる情報の一例です。
・検討中のキーワードによる検索回数
・有効そうなキーワードの提案
・自分が作成したページに適したキーワードの提案
キーワードプランナーの利用方法
前述の通り、キーワードプランナーはGoogle広告内にあるサービスの一つです。
そして、Google広告を利用するには、一般のGoogleアカウントとは別に「Google広告アカウント」を取得する必要があります。
その工程、ざっくり以下のような流れになるのですが、
1.Googleアカウントを取得している状態でGoogle広告のサイトにアクセス
2.必要な諸情報を入力してGoogle広告アカウントを作成
3.キーワードプランナーを利用する
うち、2の内容が流動的なのでこのページでは割愛します。
概要だけ触れると、以下のような情報を入力する必要があります。
・広告を出す目的
・店名・サービスの名称
・広告クリック時の飛び先URL
・広告内容(キャッチコピー等)
・広告の予算
本来Googleに広告を出すためのサービスなので、キーワードプランナーだけが目当てで実際の広告出稿を検討していない場合でも、この工程はスキップできません。
ここは無難に設定しておいて、広告を出さなければ大丈夫です。
登録が完了すると、ようやくGoogle広告のメインページに辿り着きます。
キーワードプランナーは「ツールと設定 > プランニング > キーワードプランナー」に入っています。
キーワードプランナーの主な機能3選
キーワードプランナーには、2つのメニューがあります。
・新しいキーワードを見つける(キーワードから開始 / ウェブサイトから開始)
・検索のボリュームと予測のデータを確認する
左側の「新しいキーワードを見つける」から使ってみます。
キーワード候補を見つける(新しいキーワードを見つける > キーワードから開始)
「新しいキーワードを見つける」の中がさらに「キーワードから開始」と「ウェブサイトから開始」に分岐しています。
まずは左タブの「キーワードから開始」から。
ここでは、検索されやすいキーワードのアタリをつける事ができます。
「ビジネスに密接に関連している…」欄に検討中のキーワードを入れて[結果を表示]を押すと、候補に関する一覧が表示されます。
「Webデザイン」で入力すると、このような結果が表示されました。
主要なカラムを見ていきます。
キーワード(関連性の高い順)
入力したキーワードは「指定されたキーワード」欄に掲載されます。
その下の「キーワード候補」欄には入力したキーワードと関連性の高い候補が列挙されます。
今回は、元々のキーワード「Webデザイン」に対して、「Webデザイナー」「ウェブデザイナー」「ウェブデザイン」などが候補として提案されている状態です。
月間平均検索ボリューム
それぞれのキーワードが指定期間内(画面上部で設定可能)にどれだけ検索されたかを知る事ができます。数値が高いキーワードほど、たくさん検索されたという事です。
ページ上部に掲載された広告の入札単価
広告の入札単価です。
「広告を出さないから無関係」と思いきや、高額なキーワードほど需要が高いと考える事もできますので、キーワード検討の参考になります。
作成済みのページからキーワードを逆引きする(新しいキーワードを見つける > ウェブサイトから開始))
続いて右タブ「ウェブサイトから開始」を見てみます。
ここでは、作成済みのWebサイト、もしくはページを解析して、おすすめキーワードを提案してくれます。
使い方はカンタン。該当のサイト、もしくはページのURLを入力するだけです。
検索結果の表示は先程と同様ですので省略します。
これで「新しいキーワードを見つける」の方は見てきたので、キーワードプランナーのトップに戻って、右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を使ってみましょう。
検討中のキーワード候補を比較する(検索のボリュームと予測のデータを確認する)
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」では、検討中のキーワード候補を比較する事ができます。
例えば、以下のような3つの候補で迷っている場合、
・Webデザイナー
・Webデザイナー 初心者
・Webデザイナー 未経験
それぞれの候補を改行、もしくはカンマ区切りで全て入力すると、比較結果を見る事ができます。
結果は以下のようになりました。
「Webデザイナー 初心者」より検索ボリュームの多い「Webデザイナー 未経験」を意識して記事を書いた方がアクセスが伸びるかな?なんて予測をつけることができると言うわけです。
まとめ
以上、キーワードプランナーのベーシックな使い方について紹介しました。
- キーワードプランナーまとめ
-
- キーワード候補を見つたい:「新しいキーワードを見つける > キーワードから開始」
- 作成済みのページからキーワードを逆引きしたい:「新しいキーワードを見つける > ウェブサイトから開始」
- 検討中のキーワード候補を比較したい:「検索のボリュームと予測のデータを確認する」
サイト内の構造や表記がちょっとわかりづらいキーワードプランナーのページですが、一度慣れてしまえば役に立つツールです。ぜひ触ってみてください。