【挫折知らず】主婦からWebデザイナーになった人の共通点
Webデザインはスキル重視の世界なので「主婦だからWebデザイナーになるのは難しい」という事は本来ありえません。
私が教えているスクールでも多くの専業主婦やママさん、プレママさんがWebデザイナーになっています。
挫折するとしたら、その原因は間違った方法・場所で努力しているから。
正しいやり方で進めれば、みんな必ずWebデザイナーになれます。
この記事で分かること
- Webデザイナーはスキルが全て。「主婦だからWebデザイナーは無理」というのはあり得ない
- 効率良く学習すれば主婦でも挫折しない
- 正しい仕事の探し方がわかっていれば主婦でも挫折しない
- 年齢や働く時間、場所を選ばないWebデザイナーは主婦に最適な職業
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
主婦がWebデザイナーになった場合の収入目安
Webデザインの世界はスキル重視なので、主婦である事と収入に相関性はありませんが、仕事に充てられる時間に関しては、制約が生じる事もあります。
ここでは、正社員としてフルタイムで働く場合、フリーランスで週3日働く場合、そして副業としてスキマ時間に作業する場合の3パターンで、それぞれの収入を見積もってみます。
正社員(フルタイム)
正社員として週5日就業する場合の収入目安です。
フリーランス(週3日の場合)
フリーランスになると、稼働日を選ぶ事ができます。
副業(スキマ時間)
副業の場合は単価計算になりますので、どんな案件に何件携わるかで収入が決まります。
案件内容 | 単価目安 |
---|---|
バナー制作 | 3,000〜5,000円 |
LP制作 | 5〜20万円 |
小規模Webサイト制作 | 10〜30万円 |
主婦がWebデザイナーを目指すのは「挫折するからやめとけ」と言われる理由
収入面において、Webデザイナーはそれほど悪い職業ではありません。
それでも、主婦がWebデザイナーを目指すのは「挫折するからやめとけ」と言われる理由として、以下のようなものがあります。
年齢
主婦という事はそれなりにオトナになっているはずなので、これからWebデザイナーを目指すのは遅いのではないか、という理由です。
しかし私が教えているスクールでは、専業主婦やママ、プレママの方がたくさん受講されています。中にはお子さんを抱っこしながらZoomレッスンに参加する方もいらっしゃいます。
主婦の方々がWebデザイナーを目指す理由として、家族や自分自身のために不安定な時代に備えたい、というのも少なくないです。
時間がない
家事や子育ての事情で、主婦は学習に充てる時間がないだろうという見立てですが、私が講師をしているスクールでは、主婦や独身を問わず、ほとんどの受講生が学習カリキュラムを完遂されて卒業しています。
主婦の方が忙しいのは当然ですが、独身でも残業の多い職場で働いているなど、皆さんお忙しい状態で入学されます。時間がたっぷりある状態で受講される方はまずいません。
すでにWebデザイナーの数が多すぎる
スクールで日々多くのWebデザイナーが誕生している事もあり、既に市場は飽和状態なのではないかと言われています。
一方で、現状では、未経験者OKの求人はたくさんあります。
ただ、駆け出しのWebデザイナーが増えているのも事実なので、求人数が豊富な今のうちにWebデザイナーになってしまうのが賢明でしょう。
Webデザイナーの仕事が減っている
ノーコードの普及などで、プロでなくてもカンタンなWebサイトが作れるようになっています。そのため案件自体が減っているのではないかという見立てです。
確かにノーコードサービスなどは増えていますが、技術的難易度の高いWebサイトや大規模Webサイト案件にはまだまだプロのWebデザイナーのスキルが必要です。
先述の通り、未経験者向け求人が豊富な今のうちに経験を積んで、早く初心者を脱却してしまえば活躍の場所は十分にあります。
Webデザイナーを目指す主婦の挫折ポイントと対策(学習時)
学習時の挫折ポイントと、その対策を見ていきます。
勉強時間が足りない
日々の家事育児に追われて学習が進まないと、挫折してしまいます。
< 対策 >
主婦や独身にかかわらず、受講生のほとんどが「勉強時間が確保しにくい」状態で受講されているので安心してください。みんな同じ条件下で頑張っています。
ちなみに、スクールを利用したWebデザインの学習期間は4ヶ月〜1年程度です。それほど長期ではないので、期間中だけ家族に協力を仰ぐのもおすすめです。
効率の悪い学習をしている
Webデザインには効率の良い学習手順があります。
学習方法を誤ると内容が全く理解できなかったり、重要でない事に時間を割いてしまったりして無駄な労力が発生します。
それを自分の能力不足と勘違いしてしまい、結果挫折につながります。
< 対策 >
学習効率が一番落ちるのは独学です。
独学による学習期間が一般的なスクールの平均受講期間である4ヶ月〜1年を大幅に超えている場合は、見切りをつけてスクールを検討するタイミングかもしれません。
私が教えているスクールでも「独学に限界を感じたから」入学を決め、無事にWebデザイナーになった受講生さんがたくさんいらっしゃいます。
入学後もただ在籍するだけではなく、積極的に質問し、課題のフィードバックをもらうなどしてスクールを使い倒しましょう。
モチベーション低下
特に独学時に多くなりますが、学習期間中に不安になったり、やる気がなくなるフェーズは誰にでも起こります。
・正しく学習できているのか不安
・コーディングのエラーが解消できなくて挫折
・正解が一つでないデザインの世界で迷走する
< 対策 >
スクールのカウンセリングを利用したり、受講生仲間を作ってお互いの気持ちをシェアしあう事で挫折を回避できます。
私が教えているスクールでも、zoomやオフラインで繋がって励まし合いながらWebデザイナーを目指している受講生さんがたくさんいらっしゃいます。
就活に関しても、たった一件の内定をもらうために何十件もエントリーするなんて当たり前の事なんですが、独学だったり、転職活動が初めてだったりするとそうした事情はわからないので、2〜3件トライしただけですぐ諦めがちなんですよね。
素直にスクールや仲間に相談すれば、自分の状況はそれほど特殊でないことに気づきますし、応援やアドバイスをもらう事でメンタルもすぐ回復します。
Webデザイナーを目指す主婦の挫折ポイントと対策(就活・就職時)
実は必要スキルが身についてない
必要スキルを身につけた「つもり」になっていると、就活が捗らずに挫折します。
特にデザインに関しては、実務で通用するレベルの作品が制作できているのか自己判断が難しく、改善方法もわからないのでそのまま挫折に至る事も多いです。
< 対策 >
こちらもやはり独学で陥りがちなので、スクールの課題をこなして、プロのフィードバックをもらいながら腕を磨けば間違いありません。
ポートフォリオの準備が足りない
就活で必要になるポートフォリオ(自分の作品集)にも、作成のコツがあります。
自分がどれほど優れたスキルを持っていても、ポートフォリオでそれがうまくアピールできていなければ、就活は難航します。
< 対策 >
スクールからポートフォリオに関するアドバイスをもらう事です。
ポートフォリオを見直すだけで、就活状況が変わる可能性があります。
仕事が見つからない
ポートフォリオの準備不足のように、自分に合った仕事探しをしていないと、いつまでたっても仕事が決まらず、挫折につながります。
< 対策 >
Webデザイナーには、正社員やフリーランスなどさまざまな働き方があります。
正社員希望だとしても、派遣社員の求人に目を向けてみるなど、柔軟に仕事を探すことで可能性が広がります。
また、Webデザイナーはワークスタイルを気軽に切り替えられるメリットがあります。派遣から正社員へ、副業からフリーランスへの転向も難しくありません。幅広い視野を持つことで、新たなチャンスを見つけることができます。
さらに一部のスクールでは、受講生限定の求人情報を提供しています。一般の求人よりも競争が少なく選考も緩い傾向があるので、スムーズに仕事が見つかる可能性があります。
家事や子育てとの両立が大変
無事に仕事が決まったのに、家庭と両立できずに挫折というパターンも起こり得ます。
< 対策 >
働き方の自由度が高いWebデザイナーのメリットを最大限に活用するべきです。
「サポートが充実している企業の正社員」を探す代わりに「週3日稼働のフリーランス」を目指してみるなど、発想を切り替えれば必ず両立できます。
「主婦がWebデザインスクールで学ぶのは無駄」という勘違い
以下のような理由で、スクール学習を無駄だと誤解されるケースも多いようです。
独学もスクールも変わらない
独学に比べ、最適化されたスクールのカリキュラムの方が効率よく学習できます。
デザインも独りよがりにならず、スクールによってはポートフォリオのアドバイスやスクール内求人が利用できるというメリットもあります。
費用が高い
スクールを利用すれば、独学よりスピーディーにスキルを習得できます。
早くWebデザイナーの仕事に就いてしまった方が長い目で見ると得、という考え方もあります。
家事や子育てが忙しくて時間がとれない
時間がないからこそ、最適化されたスクールで集中して学ぶべきです。
ほとんどのスクールは動画などを利用したオンライン学習なので、自分の好きな時間帯に学ぶ事が可能です。
失敗しない主婦のWebデザインスクール選び
主婦に相応しいのはこのようなスクールです。
・好きな時間に学べるオンラインスタイルのスクール
・主婦、ママ、女性が多く受講しているスクール
・学習や仕事探しに関するサポートが手厚いスクール
確実にWebデザイナーを目指せることはもちろん、受講期間中も楽しく過ごせるスクールがいいですよね。
デジタルハリウッドSTUDIOの「主婦・ママクラス」
デジタルクリエイター育成のプロ「デジタルハリウッド」による「主婦・ママクラス」。
カリキュラム特徴の一つである「キャリアデザインプログラム」では、ライフイベントの多い女性がWebデザインのスキルを活かしてどのような人生を送っていきたいか、働き方と生き方をじっくり考えていく事ができます。
もちろん学習カリキュラムもしっかりしていて安心。就職率80%越えという実績からも信頼できるスクールです。
受講満足率も90%越え
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの「主婦・ママクラス」
ちょっとややこしいのですが、「デジタルハリウッド」と制作会社「LIG」の提携によって運営されているスクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」にも「主婦・ママクラス」があります。
それぞれの公式ページを見るとわかるのですが、学習スケジュールが若干異なります。
両スクールとも相談無料ですので、しっかり話を聞いて自分に合った方を選びといいですね。
主婦・ママのためのカリキュラムで安心
「MamaEduプロジェクト」は給付金の利用も可能
ひとり親家庭・シングルマザーの方におすすめなのが、これまで多数のWebデザイナーを輩出してきたインターネット・アカデミーによる「MamaEduプロジェクト」。
「結婚・出産後もWeb・ITスキルで活躍する人材育成」をコンセプトとしたプロジェクトで、多くの給付金が対象になっています。
・高等職業訓練促進給付金:最大で毎月14万円の生活費を支給
・自立支援教育訓練給付金:受講修了時に最大20万円支給
・専門実践教育訓練給付金:受講料の最大70%(56万円)が支給
・一般教育訓練給付制度:受講料の最大10万円まで支給)
上手に利用すれば一般の方より相当おトクにWebデザインのスキルを身につける事ができます。
給付金を使えるか相談できます
主婦こそWebデザイナーになるべき
先の見通しにくい世の中をしなやかに生き抜けるWebデザインこそ、主婦に最適なキャリアです。
低リスクで始められる
店舗や大きな設備は不要、Webデザインは、自宅にパソコンだけ用意すればすぐにスタートできます。
働き方が自由
まずは副業、その後正社員になってゆくゆくはフリーに…などのようにワークスタイルを自由に横断できるのもWebデザイナーの特徴です。
場所や時間も選べる
Webデザインではリモートワークは当たり前。フリーランスでは週3日勤務などのような働き方も可能です。
年齢や性別、居住地が問われない
スキルさえあれば、いつでもどこでも仕事ができるのは大きな安心になります。
歳を重ねても、引っ越しをしても大丈夫です。