【意図を持って繋げる】内部リンク&外部リンクのSEO最適化
リンクの効果・面白みを理解すれば、SEO評価、PV、ユーザビリティといった、あらゆる面でブログの質を上げる事ができます。
既存のブログ記事もリンクの見直しを行うだけで、リライトなしで、一気にSEO評価を上げられる可能性があります。
この記事で分かること
- 内部リンクの目的と貼り方のコツ
- 外部リンクの目的と貼り方のコツ
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
内部リンクと外部リンクの違い
Webサイト同士、ページ同士をつなぐリンクは大きく、内部リンクと外部リンクに分けられます。
内部リンクとは
1つのサイトの中で、ページからページへ渡されるリンクのことです。
外部リンクとは
外部、すなわち別のサイトへのリンクです。
内部リンクの目的と効果
両者の役割について、改めでここでおさらいしておきます。
まずは内部リンクから。
関連情報の紹介
内部リンクを使って関連ページを次々に繋げておけば、それを辿ったユーザーがより多く&深く情報を得る事ができます。
PV(ページビュー)のアップ
ユーザーに関連ページを多く訪問してもらう事で、PV(ページビュー)を上げることができます。
サイト全体の活性化
サイトが扱っているテーマによっては、古いページほどアクセスが下がる場合も考えられますが、サイト全体を循環するように上手く内部リンクを貼っておく事で、これを防ぐ事ができます。
クローラーが巡回しやすくなる
Google等の検索エンジンは世界中のWebサイトやブログを巡回し、各ページの情報を集めて検索エンジンの結果として反映させています。
この巡回工程はクロールと呼ばれ、内部リンクを伝って行われます。
サイト内にモレなく内部リンクを張り巡らせておけば、サイト全体を隅々までクロールしてもらう事ができます。
外部リンクの目的と効果
より詳細&具体的な情報取得への手助け
自分のサイトで紹介しきれない内容は、外部リンクを利用して情報を補強しておくことでユーザーの情報理解を助ける事ができます。
例えば何かしらの商品やサービスに関する紹介記事の場合、公式サイトへの外部リンクを付けておけば親切ですよね。
内部リンクで気をつけたいコト
続いて、内部リンクを貼る際に意識したい事柄です。
自然な形でリンクを貼る
読んでいる記事に関して、
「続きを読みたい」
「記事内で少し触れられてた、この情報について掘り下げたい」
等、読み手の自然な思考に沿ってリンクを用意するのがコツです。
逆に、
・PVを上げたいがための不自然なリンク
・何かの申し込みページ、購入ページ等に無理やり誘導するようなリンク
等、作為あるリンクはNGです。
関連性の低いページにリンクを貼らない
SEOでは、ブログページの内容と、そこからリンクが貼られているページ内容との関連性も評価の基準とされていますので、繋がりの薄いページへのリンクは避けておきましょう。
とにかく何でもリンクしておけばいい、という事ではないのですね。
リンクテキストに飛び先の内容を記載する
よく目にする(そして使い勝手も良い)リンクテキストの文言、
「詳しくはこちら」
実はこれ、SEO的にはよろしくないとされています。
前述した、リンク間の関連性を評価すると言う観点から、リンクテキストには飛び先のページ内容を反映するのが良いとされています。
「お申し込みはこちら」
など、よくある文言ですが、ちょっと頑張って、
「Illustratorセミナーのお申し込みはこちら」
のように膨らませてあげるといいですね。
リンクテキストは簡潔に
飛び先の内容をリンクテキストに表すには、リンク先のページタイトルをそのまま使うのが一番簡単です。
けれど、そのタイトルが例えば、
「【未経験でも大丈夫】Webデザイナーになるために必ず抑えておきたい5つのステップ」
のように長文の場合は、多少省略してあげると親切です。
「未経験からWebデザイナーを目指す5つのステップ」
少しスッキリしましたね。
外部リンクで気をつけたいコト
続いて、外部リンク最適化について。
外部リンクは別タブで
外部リンクは、実質的にユーザーを他のサイトへ案内してしまうことになるため、避けた方が良いと言う考え方もあるようです。
だけど相手の立場に立ったときに、役に立ちそうな外部リンクなら貼っておいた方が親切ですよね。
そんな時は、外部サイトをブラウザの別タブで開くようにしておくと、こちらのページが残ったままになりますのでオススメです。
更新の可能性がある情報は外部に
例えば任意のサービスに関する値段や期限、時間など、数値関係の情報は変動する可能性があります。
「ご紹介したカフェの営業時間は10:00〜22:00です」と記事内に掲載するよりは、お店のサイトへ外部リンクを貼っておくほうが確実で安心です。
信頼性の高いサイトから引用する
人間関係では、紹介してもらった人間に問題があった場合、紹介した側も咎められる、と言うことが起こりえますが、これ、サイトでも同じです。
外部リンクとは、他サイトをご紹介するという事。
外部リンク先が怪しい、情報の信憑性が低い場合は、自分のサイトにも悪影響が出る可能性がありますので、相手選びは気をつけましょう。
まとめ
内部リンクでも外部リンクでも、読み手目線で自然なカタチで張り巡らされたリンクが結局ユーザーにもSEO評価にも一番!ということですね。
そのセンスを養うには、自分がユーザー側でなった時に訪問したサイトを意識して眺める事。
「ここにリンクがあって助かったな」
「このリンクはいやらしいな」
日頃から観察しておく事で、私ももっと感覚を養っていきたいと思います。