【ブログが正しく育っているか確かめる方法】PVがまだ少なくても、この数値が伸びていれば大丈夫
わかりやすい結果が出ないとつい心配になってしまうのがブログ運営。
日々記事を追加したりリライトしてるけど、今のやり方で進めていて本当に大丈夫?
ムダな事、見当違いの事をしているんじゃないだろうか。
ブログ育成中に起こるこうした不安に回答してくれるのは、ユーザー数でもなくPVでもない、この数値です。
この記事で分かること
- 平均検索順位が上がっていれば大丈夫
- 平均検索順位が伸び悩んでいる時に見直したいポイント
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そもそもブログの成長は見極めにくい
ブログの運営って、成果が出るまでは誰しも、どんなブログでも暗中模索状態なんですよね。
それにはこんな事情があります。
すぐには成果が得られない
ブログは、テーマの選定が上手くてコンテンツが良質であっても、それなりの結果が出るまでにどうしても時間がかかります。
それ故に、順調に運営できているのかどうか最初はわかりづらいんですよね。
ユーザー数やページビューなどは、データ量が少ない時はアテにならない
運営指標の代表的なデータであるユーザー数やページビューも、成長段階のブログではまばらな値しか望めません。
データとは、一定量が集まってからようやく参照価値の出るモノ。
立ち上げて間もないブログだったり、日々のページビューが少ない等、データ量が十分でない時期には、こうした値はあまり参考になりません。
ブログはある日突然伸びる
先述したユーザー数やページビューなどの各種数値は、どれも指数関数的に伸びていきます。
そのため、初期の伸び率はごくわずかで非常に分かりづらいです。
結果、なかなか成長が見られないので挫折するといった事も起こってしまうんですよね。
正しい道を来ているかはココで見分けられる
要は、ブログ運営は、自分が正しい方向へ進めているのか判断しにくいというコト。
そんな駆け出し&発展途上のブログでも、着実に成長できているかどうか確かめる方法があります。
それは、Googleサーチコンソールの「平均掲載順位」です。
Googleサーチコンソールの「平均掲載順位」について
Googleサーチコンソールとは
検索結果周りの分析が行えるGoogleサーチコンソールは、ブログをしっかり運営していく上で欠かせないツールです。
「Googleサーチコンソールとは?カンタン設定方法も紹介」で紹介している通り、カンタンかつ無料で使えますので、これまで使ったことのない方はぜひこの機会に。
「平均掲載順位」とは
言葉の通りですが、Googleサーチコンソールで確認できる「平均掲載順位」は、Googleの検索結果に何位で表示されたか、の平均値です。
より詳しい解説はサーチコンソールのヘルプページで確認する事ができるのですが、算出方法は複雑、かつ厳密に計算式が公表されているわけではありません。
ですが、今回の目的の上では「ブログ記事のGoogleランキングの平均値」ぐらいの理解で十分です。
なぜ平均検索順位が頼りになるのか
SEO関連のデータがたくさん存在する中、なぜ平均検索順位が手がかりになるのでしょう。
初期のPVやアクセス数はアテにならないから
悲しいかな、始めたばかりのブログではアクセスはほとんど期待できません。
理由は、ブログ自体が周知されていないから。それだけです。
つまり初期段階でのPVやアクセス数は、ブログの質を反映した上での結果ではないので、こうした数値は参考にならない、というコトです。
Googleと純粋に向き合えるから
ということで、最初はブログの存在を知っているのは、自分とGoogleのみだと考えていい状態です。
だから軌道に乗るまでは「Googleが自分のサイトをどう評価しているか」これだけ参考にしていれば大丈夫。
新しいブログ記事を書くと、それがGoogleにインデックスされ、評価の結果ランキングが決まります。
評価の基準には、それまでのユーザー数、ページビューなどが加味されますが、発展途上のブログであれば、そうした付加データはまだ少ないはず。
つまり駆け出しのブログにおいて、純粋にGoogleがブログ記事をどう評価しているか、掛け値なしで見ることができるのが「平均掲載順位」です。
ただ、参考にすべきは順位そのものではなくて「順位の上がり方」です。
方向性が合っていれば、放っておいてもブログの順位は上がる
実は今回のお話、手前味噌ですが私の最近の体験から書いています。
ブログを始めて3ヶ月ですが、先月は忙しくて、内容をほとんど手入れできてませんでした。
・新しい記事がほぼ増えてない
・既存記事のリライトも当然できない
・ブログ自体のメンテナンス(内部リンクとか)も手が回らない
それでも数日おきにサーチコンソールを確認していた所、放置状態のブログ順位、ゆっくりですが確実に上がってたんです。
毎日0.1〜0.2位くらいですが、それでもすごく嬉しかったです。
低ランクの状態で、露出なんてほぼ皆無の状態ですが、それでも何かのきっかけで1人〜2人くらいはページを見てくれたのでしょう。
それを評価して、Googleがちょっとランキングを上げてくれる。
そうするとちょっぴり露出が増えるので、見てくれる人もまたちょっぴり増える。
こうしたジワジワした循環が平均検索順位に反映されていたんだと思います。
繰り返しますが、大事なのは今何位かではなくて、着実にランクが上がっているかどうか。
微量でも順位が確実に上がっていれば、ブログはちゃんと成長しています。
ちなみに、この期のユーザー数やページビューなどといった他データは1桁〜2桁台を行ったり来たりで、全く参考になりませんでしたね。
伸び悩んでいる時は、ココを見直してみる
というわけで「平均掲載順位」が少しでも伸び続けていれば、このまま運営していけばOK。
だけどそうでない時は?
もしくは少し欲張って、伸び率をもっと増やしたい時にはどうしたらよいでしょう。
そんな時は、やっぱりブログの見直しが必要です。
真っ先に考えるのは記事の見直しですが、これまで書いてきた記事を削除する必要はありませんからね。
以下の要素を見直して、上手にチューニングすればいいだけです。
記事構成
記事の内容ではなくて、構成を見直します。
人は何かしらの情報を得るためにGoogle検索を利用しているので、
・どんな検索を想定した記事なのか
・検索内容に関する回答がちゃんと用意されているか
という事を意識して、Google検索との相性がよくなるような記事にしてしまえばいいだけです。
タイトルとディスクリプション
しっかりチューニングが完了した記事も、ユーザーが読みたい!と思ってくれなければ勿体ないですね。
その役目は、ブログのタイトルやディスクリプションが担ってくれます。
私たちが検索する側になった時、検索結果に現れたページのうちどれを訪問するかは記事タイトルや紹介文で判断しますよね。
そのくらい両者は重要要素ですので、しっかりメンテナンスを。
場合によっては、記事自体はそのままで、タイトルやディスクリプションを見直すだけでも大きく効果が出るかもしれません。
内部リンク
記事本体やタイトル、ディスクリプションを整えても、それがGoogleに再評価されるまでタイムラグが発生する場合があります。ここは焦らずじっくりと。
その間に仕込んでおきたいのが内部リンク。
一つの記事を読み終えたユーザーさんに他の記事を紹介できるよう、内部リンクを使ってブログ内の動線をスムーズにしておきます。
検索順位が上がってアクセスが増えてくれば、この内部リンクが大いに効果を発揮してくれます。
結果それが検索順位に反映されて…という良い循環が生まれるはずです。
まとめ
- ブログが順調に育っているのか、判断基準にしやすいのがGoogleサーチコンソールの「平均検索順位」
- 「平均検索順位」は、駆け出しのブログ記事に対する評価を純粋に見ることができる。
- ブログの伸びは指数関数的。少しでも伸びていれば正しい道を来ているので大丈夫。
- 伸び率をもっと増やしたい場合は、ブログ記事やタイトル、ディスクリプション等の見直しを。
- 記事を見直す場合も、コツを押さえれば労力を押さえられる。全面刷新をする必要はない。
目に見えた結果が出ないとつい不安になってしまう私たちですが、誰もがみんな同じ気持ちを抱えています。
もちろん、私もです。
時間はかかるけど、やり方さえ間違えなければ必ず伸びるのがブログです。
それを信じて、一緒に続けていきましょう。