【難易度別】月10万円以上を目指せる副業
計算上は副業で月10万円以上を得ることは決して難しくはありません。
時間の切り売りではなくスキルを提供するような仕事を選ぶと、収入アップや副業時間の短縮など、副業の負担が少しずつラクになってきます。
この記事で分かること
- 「時給型の副業」は、始めやすいけれど収入アップや副業時間の短縮は難しい
- 「固定報酬型(スキル型)の副業」は、収入アップや副業時間短縮が可能だけれど、準備期間が必要
- 「ストック型の副業」は、不労所得が期待できるけれど収益を出すのに時間が必要
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副業で月10万円以上を得る難易度は高くない
dodaによる副業の収入に関する調査結果を見ると、調査対象の会社員のうち、13.8%が副業で月10万以上の収入を得ていると回答しています。
「月10万以上」は1位の「1万円未満」に次いで2番目に多い回答です。
1位とは大きな差がありますが、その他の回答がまばらであることを考えると、副業収入は1万円前後か10万以上のどちらかが大半であると言う読み解きもできます。
ということは、月10万はそれほど難易度が高いことではないようです。
月10万円の難易度は副業タイプ次第
副業の報酬形態には大きく時給計算による「時給型の副業」と案件難易度に応じた単価計算になる「固定報酬型の副業」、動画やブログ記事などのコンテンツ運営による「ストック型の副業」の3タイプがあります。
月10万円への届きやすさはこのタイプごとに異なります。
副業タイプ | 始めやすさの難易度 | 月10万円の収入を得る難易度 |
---|---|---|
時給型 | やさしい | 難しい |
固定報酬型(スキル型) | 中くらい | 中くらい |
ストック型 | 難しい | やさしい(軌道に乗れば) |
時給型の副業で月10万円稼ぐ
時給ベースの一般的な副業です。
10万円稼ぐには
平均的な副業の時給は1,000〜2,000円程度です。
ざっくり計算ですが、時給1,000円の場合は月100時間、2,000円の場合は月50時間程度働くことで10万円に到達します。
- 時給型の仕事例
-
- フードデリバリー
- コールセンター
- アンケートモニター
- データ入力
- Webライティング(商品紹介など、専門性を問われない記事)
「月1万円稼げる副業おすすめ11選」でも各副業の特徴を紹介しています。
メリット
時給タイプの副業には、専門的なスキルが問われないお仕事が多いです。
基本的なパソコンスキルや常識的なコミュニケーション力などがあれば、誰でもすぐに始められます。
デメリット
スキルが問われない代わりに、大幅な時給アップは望めない傾向があります。
例えば毎月継続して10万円を稼ぎたい場合は、同じ時間を毎月副業に当て続けなくてはいけません。
固定報酬型(スキル型)の副業で月10万円稼ぐ
「1件あたり〇〇円」のような報酬形態の副業です。
動画やWebデザイン制作、コンサルティングなど、自分の知識やスキルを提供する副業にはこのタイプが多いです。
報酬額は仕事の専門性や難易度によって変わるので、自分のスキルを高めれば、より高額の副業に手が届くようになります。
10万円稼ぐには
10万円の副業案件を毎月1件受けることで10万円に到達します。
- 固定報酬型の仕事例
-
- 動画制作
- バナー・LP制作・Webデザイン
- グラフィックデザイン
- イラスト制作
- Webライティング(専門的な知識が必要な記事など)
- オンラインレッスン
- 各種相談・コンサルティング
メリット
自分の腕次第で高収入を目指せます。
スキルアップするに従って、10万円を稼ぐための副業時間を徐々に減らしていく事もできます。
また「イラスト1点〇〇円」「オンラインレッスン30分〇〇円」のように、商品やサービスの値段を自分で決めて提供する事もできます。
デメリット
各スキルを習得するまでの学習時間や初期投資が必要になる場合があります。
そのため、すぐに副業を開始することはできません。
また、動画編集などの制作系の仕事の場合、時間をかけすぎると時給換算で数百円になってしまう事も起こり得るので、手際よく作業する必要があります。
ストック型の副業で月10万円稼ぐ
写真やイラスト素材、文章等のコンテンツを作って、売り上げや広告収入などを得る副業です。
- ストック型の副業例
-
- ブログ・note
- YouTube
- SNS
- 写真やイラストなどの販売
メリット
コンテンツ制作後の作業は発生しないので、不労所得になります。
ブログやSNSなどが人気コンテンツになれば、莫大な収入になります。
デメリット
コンテンツ作成や認知度を得るのに時間がかかるため、すぐに収益を出すことはできません。
また、収益が全く出ない可能性もあります。
副業で月10万円を稼ぐステップ
どの副業タイプで月10万円を目指すのか決める
・時給型
・固定報酬型(スキル型)
・ストック型
目的に応じて、3つのうちどの副業タイプが最適なのか検討します。
時給型の副業がおすすめの人
・すぐに副業を始めたい人
・短期的な副業を考えている人
準備不要、未経験者でもすぐにスタートできる副業が多いのがこちらです
一方で報酬の大幅アップは見込めないため、長期的な副業を考えている場合は、将来的に副業時間を減らせる可能性がある固定報酬型の副業の方が負担がないかもしれません。
固定報酬型(スキル型)の副業がおすすめの人
・副業開始をそれほど急いでない人
・10万円以上の収入を目指したい人
・徐々に副業時間を減らしていきたい人
準備時間や初期投資こそ必要になりますが、一旦始めれば収入の伸び代が多いのが固定報酬型の副業です。
本業としても活躍できる仕事が多いので、転職準備としても最適です。
ストック型の副業がおすすめの人
・副業開始を全く急いでない
・10万円以上の収入を目指したい人
・不労所得を得たい人
リスクこそありますが、そのぶん夢があるのもこちらの副業です。
急いで副収入を得る必要がないのなら、チャレンジしてみても良いかもしれません。
必要なスキルを身につける
固定報酬で高収入を目指す場合は、スキル習得が必要です。
動画制作やWebデザイン等のクリエイティブ系は書籍や学習動画で独学する事も可能ですが、スクールを利用すると実務レベルで通用する、独りよがりでない制作能力が確実に身につきます。
例えばバナー制作であれば、独学/スクールを問わず、1ヶ月程度準備期間があれば十分です。
副業案件を選ぶ
選んだ副業タイプの中で具体的な案件を選びます。
時給型・固定報酬の副業は、クラウドソーシングやスキルシェアサイトでたくさん見つける事ができます。会員登録は無料なので、複数サイトに登録しておいて、良い案件が見つかった時にすぐエントリーできるようにしておくと確実です。
- 時給型・固定報酬の副業を見つけやすいサイト
-
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
ストック型副業の場合は、ひたすらコンテンツ制作に励むのみ!です。
月10万円から始める副業のキャリアパス
副業はどれか一つに決めなくてはいけないと言うことはありません。
本業や体調に支障のない範囲で、いろいろな副業に挑戦したり、難易度の高い副業へシフトしていく事もできます。
複数の副業を掛け持ちする
例えば絵を描くことやデザインが好きなのであれば、イラスト制作やグラフィックデザイン、Webデザインなどの副業で活躍する事ができます。
より難易度の高い副業へシフトしていく
「時給→固定→ストック」のように徐々に副業のステージを映していく事も可能です。
執筆関連の副業を例にすると、まずは商品レビューなどのWebライティングからスタートして、その後専門記事を書けるようなライターへキャリアアップし、その後磨いた文才でブログを解説してストック型報酬を得る…などのような副業のキャリアパスも考えられます。
- いろいろな副業キャリアパスの例
-
- 動画制作の副業→ユーチューバーへシフト
- イラスト制作の副業→イラスト販売の副業へシフト
- Webデザインの副業→Webデザイナーへキャリアチェンジ
- プログラミングの副業→プログラマーへキャリアチェンジ
- Webデザインの副業→Webデザイナーへキャリアチェンジ
副業でも自分の理想のキャリアをデザインできる
目先の収入だけでなく、自分が満足いく将来像につながるような仕事を選んでいくことが、今全ての人に必要です。
本業でできないことを副業で叶える、本業にしたい事を副業から始めてみるなど、考え方次第では副業は理想の将来を実現させる良いチャンスになります。
そう考えると、副業選びもちょっとワクワクするのではないのでしょうか。