ブログ記事のクオリティを高める5つのヒント
ブログを始めとしたWebページのライティングで求められるのは、純度の高い記事。
掲げたテーマに対して十分な情報が網羅されていることはもちろん、テーマとの関連性が薄い、蛇足情報が含まれていないことも記事クオリティの向上につながります。
不足はないか。余剰はないか。
書き上げた記事の品質をチェックするためのヒントを紹介します。
この記事で分かること
- 書いた記事クオリティのチェックポイント
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
記事のココをチェック
読み手が知りたい事に回答できているか
記事のタイトルに掲げたテーマに対してちゃんと回答が用意されているかということです。
そんなの当たり前…なんですが、一生懸命に文章を書いて削って、なんて事をやっている内に、気づいたら文章が当初のテーマからズレてしまっていたなんてコト、私もよくあるんですよね。
問いと結論が合致しているか。
一通り書き終えたら、改めてチェックが必要です。
読み手の真の目的がわかっているか
メインの回答ができている事が前提で、相手の気持ちを察したプラスアルファの情報も加えておけると技アリです。
例えば「リンゴの栄養」に関する情報を探している方の場合、表面的なニーズは当然「リンゴの栄養成分を知りたい」ですが、その真の検索意図は「リンゴの健康効果を知る」ことにあるかもしれません。
であれば、表面ニーズへの回答である「炭水化物、カリウム、ビタミンC…」はもちろん紹介した上で、それぞれの栄養成分にどのような効能があるか(高血圧の予防、便秘解消など)まで展開してあげると、いたれりつくせりの記事になります。
余計な内容が含まれていないか
例えば、前述したリンゴの例において「リンゴの種類」などはちょっとズレてますよね。
そうした余計な要素はカットして記事の純度を高めるというのも大切です。
また、蛇足であると分かっていても、SEOのために何とか情報や文字数を水増ししようとするのは逆効果になります。
SEOと文字数に直接の関係性はなく、むしろ余計な情報を足すことは記事の質を落とすことにつながります。
自分の経験や感想の掲載は適切か
読み手は、何かしらの情報を得るためにページを訪れていると想定すると、書き手の日記レベルの感想等は省いた方がよさそうです。
一方で、情報に対する一層の理解や共感に結びつくような内容であれば、個人的な内容を挟むことにはメリットがあります。
例えば私はWeb制作に関する技術情報を調べる事が多いですが、辿り着いたページ内で以下のような内容が織り込まれていると、記事にリアリティを感じ、執筆者やそのサイト自体にも親近感が湧きます。
・仕事で実際に起こったエピソード
・執筆者本人がその技術を勉強した際の難所や、その乗り越え方
こうしたお話は良いスパイスになって、結果サイトの個性にもつながるんですよね。
というわけで、個人的なエピソードは使い方次第で、記事のクオリティを上げる要因にも下げる要因にもなりえます。
ちなみに両者の判断基準は、読み手が納得や共感等、何かしらの反応ができるかどうかです。
既に似たような記事を書いていないか
これは、記事単体ではなくサイト全体に関するお話です。
一般的には一つのサイト内で一つのテーマについて記事を書き続ける事になるわけですが、サイト内の記事が増えてくると、書き上げた記事とそっくりの内容が既に別ページに載っていた、ということが起こり得ます。
重複した情報が無駄であるという事以前に、サイト内に似た記事がいくつも存在していると、サイトのSEO評価が落ちる可能性があります。
時々過去記事を見直して、同じような内容構成のコンテンツがないか確認するといいですね。
まとめ
ブログ記事のチェック項目を紹介しました。
- ブログ記事のチェックリスト
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- 記事のテーマに回答できている?
- ユーザーの本質的な目的に応えられている?
- 無駄な情報をは含まれていない?
- 個人的なエピソードは有効に織り込まれている?
- サイト内に重複した記事は存在していない?
全てそんなの当たり前じゃん、ってなりそうなハナシなんですが、実際に文章を書いてみるとハマりますよね…
私のメインのお仕事であるWebデザイン制作では、文章はクライアントさんが用意してくれることがほとんどです。
過去には遅筆なお客様も結構いらっしゃったのですが、やはりこうした苦労をされていたのでしょうか。
私的には、デザインやコーディングよりもムズカシさを感じます。