Webデザイナーの平均年収 / 今から高収入になる方法
正社員・フリーランス・副業の収入目安を比較しながら、Webデザイナーの平均年収を紹介します。
Webデザイン周りのスキルを伸ばす、もしくはWebデザイン以外のスキルを身につけて自分の強みにする事によって、年収は自在にアップさせる事ができます。
年齢や性別などが問われないWebデザイナーは誰にでも開かれた職業ですが、収入面に関しても全ての人にチャンスがあります。
この記事で分かること
- 正社員・フリーランス・副業の収入目安
- 年収アップの方法1:Webデザイン周りのスキルを伸ばす事
- 年収アップの方法2:Webデザイン以外のスキルを身につける事
- 元々働き方の自由度が高いWebデザイナーが、収入面でも豊かになれば無敵
豊かに引きこもる。
Webデザインは器。ブログは中身。
「レンちゃんとペンタ」では、2つのスキルを掛け合わせて、
おウチで豊かに楽しく暮らす方法をご紹介しています。
Webデザイナーの平均年収
正社員
以下は、求人ボックスによる正社員の年収です。
フリーランス
フリーランスは、請け負う案件の内容と件数がそのまま自身の収入になります。
以下はレバテッククリエイター(フリーランス向けエージェント)のWebデザイナー案件です。各金額を12倍した額でフリーランスの年収を見積もることができます。
年収1,000万円が射程圏内の案件もありますね。
副業
フリーランス同様、副業も収入は案件ごとに変動します。
以下は、案件ごとの報酬目安です。
案件内容 | 単価目安 | 作業スケジュールの例 | 月収 |
---|---|---|---|
バナー制作 | 3,000〜5,000円 | 1週間に1件×4週 | 1〜2万円程度 |
LP制作 | 10〜20万円 | 2週間で1件×2週 | 20〜40万円程度 |
案件をスピーディーに回す、複数案件を同時並行で進めるなど工夫すれば売上を上げることができますが、それなりの時間も必要になるので、副業の場合はどれだけの作業時間を用意できるかも収入を左右する要素になります。
Webデザイナーが年収を上げる手段
Webデザインのスキルを上げるだけではなく、プロジェクトの要となるポジションを担当する、
自分の能力を確実にアピールできるようなポートフォリオの準備も大切です。
Webデザインのスキルを上げる
まずはスタンダードにWebデザイナーとしての経験を積むことが第一です。
・最適なデザインが提案できるようになる
・コーディングのスピードアップ
・JavaScriptやWordPressなど、仕事の幅が広げられるスキルを増やしていく
デザインのクオリティやコーディングスピードの目安は定量化しにくいですが、まずは自分の側にいる先輩デザイナーの仕事ぶりを目標にするとわかりやすいのではないでしょうか。
上流工程に参加できるようになる
新規でWebサイトを制作する際、以下のようなプロジェクトの土台作りを任せられる人材になると、高収入を得る事ができます。
・企画設計
・コンセプトやターゲットの決定
・必要な画面や機能の洗い出し
転職する
Webデザインに対する重要性や思い入れは、企業によって異なります。
「それなりのWebサイトがあれば十分」という風土の場合、自分自身がどれほど向上心を持っていても収入は頭打ちになります。限界を感じるなら、そろそろ巣立ちの時かもしれません。
独立してフリーランスになる
ページ冒頭で紹介した通り、フリーランスには大幅な年収アップの可能性があります。
案件で求められる仕事の質と量に応じて価格が変動しますので、先述したWebデザインのスキルを高め、上流工程も多少経験した上で挑戦するとスムーズです。
副業で収入を増やす
職場の規定上可能であれば、副業でバナーやLP制作を行う事で実質的な収入を増やすという方法もあります。
職場では縁がないタイプの案件やデザインにあえてチャレンジする事で、スキルや表現の幅を広げたり、ポートフォリオを増やす事もできるので、収入だけでなく自分の能力を高める事もできます。
さらにWebデザイナーの年収が増やせるプラスアルファスキル
Webデザインに掛け合わせる事のできるスキルを身につけて、活躍の場を広げる事によって評価を上げる方法もあります。以下は一例です。
マーケティングのスキル
トレンドや顧客ニーズにマッチした提案ができるWebデザイナーになる事で、手がけるプロジェクトを大成功に導く事ができるようになれます。
SEOに関するスキル
PVやアクセス数の多いWebサイトを提案できるようになります。
ディレクションのスキル
Webディレクターに転身するという選択肢もありますが、少人数のプロジェクトでディレクター兼Webデザイナーぐらいの立ち位置を引き受ける事で、収入アップが期待できます。
UI/UXデザインのスキル
ユーザーの満足度が高いWebサイトを作れるようになります。
プログラミングのスキル
Webデザインとプログラミングの両方を担当する事で、プロジェクト内での活躍の場を増やすことができます。
グラフィックデザインのスキル
例えばメディアミックスのように、Webサイトとポスターのデザインを連動させるプロジェクトなどに参加できます。
また、Webデザインと紙媒体の両方を手がけている企業への就職にも有利です。
動画制作のスキル
グラフィックデザイン同様、Webサイトと動画コンテンツの両方を手がけるようなプロジェクト、もしくは企業で求められる人材になれます。
ライティングスキル
バナーやWebサイトのデザインに合わせて効果的なキャッチコピーも提案できると、Webデザイナーとして大きな強みになります。
Webデザイナーの将来性
Webデザイン業界の将来に関しては、2つの見解があります。
Webデザインの将来性は「高い」という見方
理由:オンライン化需要やDX推進によってより需要が高まる
Webデザインの将来性は「低い」という見方
理由:ノーコードやAIの普及、Webデザイナー人口の増加によって、求人数、仕事量は減少する
おそらくどちらも正解で、今後はノーコードやAIなどではまだ不可能な大規模案件、難易度の高い案件に対応する能力のあるWebデザイナーだけが生き残るのではないでしょうか。
そうしたWebデザイナーに向けてのみ予算がどんどん集まってくる今後は、Webデザイナー間で大きな格差が生まれて来るはずです。
豊かで自由なWebデザイナーになるために
Webデザイナーは、とにかく自由度が高い事が魅力です。
・正社員やフリーランス、副業等、働き方が自由
・好きな時間・場所で働く事ができる
・年齢や性別、学歴や居住地を問われない
ここに高収入がプラスされれば、ますます素晴らしい職業になります。
これからWebデザイナーを目指す人も、既にWebデザイナーとして活躍している人も、時代を見据えた正しいアクションを取る事で、豊かなWebデザイナーとして生きていけます。
未経験からWebデザイナーを目指す場合
スクールを利用して効率よく必要スキルを身につけ、今のうちにWebデザイナーになってしまう事がおすすめです。現状では、未経験OKの求人もたくさんあります。
現役のWebデザイナー
自分の現在地を確認して、今より上を目指すための計画を立てる時期が来ているかもしれません。
・JavaScriptやWordPressなど、Webデザイン関連の新しいスキルを身につける
・マーケティングやプログラミングなどのプラスアルファスキルを身につける
・今の職場では伸び代がないと思うなら、転職やフリーランスの検討を